半端ないFacebook Open Graphの新規ユーザー獲得力 Mary Meeker氏のプレゼンから【湯川】

TECH WAVE / 2012年6月5日 8時30分


[読了時間:2分]

 シリコンバレーの老舗ベンチャーキャピタルKleiner PerkinsのMary Meeker氏のプレゼンテーションが、ネット業界の「今」を概観する優れた内容であるとして過去に大きな話題になったことがあるが、先ごろ行われた米Wall Street Journal主催のイベントAll Things Dカンファレンスでの同氏のプレゼンテーションの内容も非常に興味深い。すべてのスライドがBusiness Insiderにアップされているので、時間のある方はぜひ全部ご覧になっていただきたいが、その中で私自身興味深く感じたスライドを幾つかピックアップしてみた。



中国、インドを核にしたアジアの時代



 2008年から2011年までの3年間におけるネットユーザーの増加を国別で見たグラフだが、やはりアジアの伸び率が半端ない。上位4カ国は、中国、インド、インドネシア、フィリピンと、アジア諸国が独占している。







 中でも突出しているのが中国で、3年間で2億1500万人がネットを始めている。2位のインドの3倍の数字だ。



 2011年現在でのユーザー数は中国が5億1300万人で、米国の約2倍。



 普及率で見ると米国は79%とほぼ飽和状態だが、中国は38%、インド10%と、中国、インドともにまだまだ伸びしろがある。



ケータイ大国日本は健在



 3Gの携帯電話のユーザー数では、米国が2億800万人で首位。日本は1億2200万人で2位。しかし普及率では日本が95%とダントツ。高速インターネットが可能なケータイを使ったアプリやサービスのテストベッドとして日本は最適の場所と言える。







Androidのシェア急増



 iPhoneが発売されてからのスマートフォンのOSごとのシェアを4半期ごとに追ったグラフ。Androidのシェアの伸びが加速度を増しており、iPhoneとの間に大きな差が生じつつあることが分かる。







FacebookのOpen Graphの効果



 このプレゼンテーションでわたしが一番興味を持ったのがこのグラフ。Facebookがユーザーの人間関係のデータ(ソーシャルグラフ)をサードパーティに開放し、そのデータをもとに友達が今何をしているかが「ニュースフィード」に表示される仕組みのことを「Open Graph」と呼ぶが、このOpen Graphがどの程度の新規ユーザー獲得力を持っているのか具体的なデータが公開されることはこれまであまりなかった。

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