Windows 8 RP版を最も手軽にインストールする方法、Macでも可 【増田 @maskin】

TECH WAVE / 2012年6月19日 9時0分





R0019279

 筆者としてとても注目している「Windows 8」とその標準UIである「Metro UI」。そこで動作するアプリの世界は、秀逸な情報デザインにより今までのPCやスマートフォン用アプリにはなかった感覚で、多くの利用者を魅了すると考えている。



 現在のところリリース次期は未定(2012年年末商戦には入手できると一部関係者が明言はしている)。「Windows 8 Release Preview」版がダウンロード可能な状態となっているが、「ちゃんと動くの? 過去のアプリは?」とか評価版をインストールしたり元に戻す手間も考えられ、気軽にお試しするというわけにはいかないと考えている人も多いようだ。



 しかし、安心して欲しい。今使っているマシンで、OS等に手を加えることなくWindows8の世界を体験できるのだ。「仮想マシン」と呼ばれる技術を活用すれば、Windowsマシンはもとより、Mac OS Xでも起動可能。ベテランユーザーは当たり前の技術として使っているものなので、安定性についてもある程度は期待できるものだ。

普段使いのマシンでWindows8を起動!?




 仮想マシンは、サーバー等にも使用されるほど普及しているが、一般のユーザーには意外と知られていないが、便利なので一度は利用してみて欲しい。



 仮想マシンは、別のコンピューターを丸ごとアプリケーションとして起動するというもので、メモリもハードディスクもそれだけの容量が必要になる。評価版Windows 8のシステム要件は、以下の通りで、最近発売されたマシンなら(他のアプリケーションを終了した上で)問題なく起動できるだろう。なお、タブレット機能は無くても使用できる。



■Windows 8 ReleasePreviewのシステム要件

・プロセッサ:1GHz以上

・メモリ:1GB(32ビット版)、2GB(64ビット版)

・ハードディスクの空き領域:16GB(32ビット版)、20GB(64ビット版)

・ディスプレイ:Metroアプリの利用には1,024×768ドット以上、アプリをスナップする場合は1,366×768ドット以上、タッチ機能を利用する場合はマルチタッチ対応のタブレットまたはモニタ



Windows 8 Release Previewのダウンロードはこちら



 では、どうすればいいか、まずは上のリンクからWindow8をダウンロードしよう。ファイルはisoという拡張子がついており、DVDなどに書き出すことを前提としたフォーマットになっているが、仮想マシンはこのデータを使い、仮想的にインストールをする仕組み。



 isoファイルの取得が完了したら、仮想マシンを作成するツールをダウンロードしよう。以下に紹介するものはWindowsおよびMac OS Xで動作するもので、いずれも無償で提供されている。(より高機能な優勝ツールはさらに選択肢が増える)



Windows8を仮想マシンにインストールするツール群
■ Windows 編

・VMPlayer

http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/player/overview

・Oracle VM VirtualBox

https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads



■ Mac OS X編

・Oracle VM VirtualBox

https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads



 それぞれのツールで使い方は若干異なるが基本的に、上記要件を満たす仮想マシンを作成して、ダウンロードしたisoイメージからWindows8 RP版をインストールする流れになる。インストールの方法は、普通に上書きインストールする方法と同じなので、公式ページの手順を参考にして欲しい。



普段使いのマシンのHDD空き容量を使ってデュアルブート環境を構築



 若干難易度が上がるが、既存のマシンのハードディスクの空いている部分にWindows8 RP版をインストールして、起動時に切り替えるという方法がある。WindowsのみならずMac OS XがインストールされたIntelマシンでも可能な方法だ。



 方法は、まずダウンロードしたisoファイルからDVDを作成する。



[Windowsの場合] このDVDでマシンを起動すると、インストーラーが立ち上がるので、手順に沿ってハードディスクを分割してデュアルブート環境を構築する。(後で、Win8の部分だけを削除して元に戻すことも可能)

[Mac OS Xの場合] 標準添付されている「BootCamp アシスタント」を起動して、ハードディスクの空き部分をWindows8向けに分割(パーティション作成)。あとは手順に従い、Windows8のインストールDVDを挿入して、通常のインストールを進める。



 これで、起動時に通常使用している環境か、Windows8かを選択して起動できるようになる。



Windows8アップグレード対象のタブレットを購入してしまう



 ちょっと反則技だが、Windows 8 Proに優待アップグレード(1200円)できてしまうWindows7機もある。実は筆者はいち早くMetro スタイル アプリ開発をしたかったため、これで格安モデルを購入済み。評価版をインストールして、製品版がリリースされたら、そっちに切り替える予定だ。



 Windows 8はタブレットでこそ本領発揮できるOSだと思うので、この機会にタブレット(しかも画面サイズは横幅1368ピクセル以上が望ましい)を入手するのもいいかもしれない。



 以上、いろいろな選択肢をざっと紹介させて頂いた。Windows 8は、Metro UIの斬新さはもちろん、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアがOSレベルで連携されるなど、これまでのPCの概念を完全に塗り変える世界観を持っているので、是非発売前に一度はトライして頂きたいと思う。



【関連URL】

・特典満載、学生対象Windows 8 Metro スタイル アプリをみんなで開発する会 【増田 @maskin】

http://techwave.jp/archives/51747187.html

・Windows 8 Metro スタイル アプリ 開発週間 [TechWave記事]

http://techwave.jp/archives/51740586.html

・Windows 8 Consumer Preview

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download

・デベロッパーセンター ~ Metro スタイル アプリ

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/apps/

・MSP フェローシップ募集ページ

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/academic/hh455211

・イマジンカップ世界大会 学生レポーター募集!

http://blogs.msdn.com/b/microsoft_japan_academic/archive/2012/04/24/msp-japan-social-media-member.aspx




  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
TECH WAVE

トピックスRSS

ランキング