音楽MIDIデータをウェブで3D再生する「Euphony」 【増田 @maskin】

TECH WAVE / 2013年2月13日 22時0分





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 音楽演奏や楽曲制作に関心のある人ならMIDI (ミディ、Musical Instrument Digital Interface)を知らない人はいないだろう。演奏情報のデータ形式および、対応機器におけるデータ伝送の世界共通規格だ。



 MIDIデータは、対応する機器やソフトウェア(アプリケーションやプラグイン)が必要だったが、最新ウェブ標準技術の進歩により、ウェブブラウザだけで色々なことができるようになりつつある。



 例えば、「Euphony」は、 MIDIファイルをドラッグアンドドロップするだけで、楽曲の再生はもちろん、データを視覚的に楽しませてくれるライブラリ(プログラムファイル郡)だ。



 この画面は、実際に公開されているオンラインのデモ。MIDIデータをオルゴールのように、リアルタイムで3D表現している。再生はGoogle Chromeに限定される。

標準化技術WebGLを使用、但し現状はChromeのみ




 「Euphony」は、WebGLというウェブブラウザだけで3Dグラフィックを表現するための標準仕様を使っている。仕様策定中につき、現時点ではGoogle Chromeだけ動作確認が取れているとのこと。



 リアルタイムで3Dレンダリングをしているため、マウスで拡大したり、角度をかえるなど自由自在。オンラインでもではMIDIファイルが数十種類用意されているので、すぐに再生可能だ。



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【関連URL】

・Euphony (オンラインデモ)

http://qiao.github.com/euphony/#12

・qiao/euphony ・ GitHub (ソースコード)

https://github.com/qiao/euphony



蛇足:僕はこう思ったッス

何でもウェブブラウザ上でできてしまうことを危惧する声もあるが、このようなツール的発展系がウェブ上に浸透することは、僕はかなり期待している。多様なウェブ標準化技術の策定が完了し、ウェブが固定された制作物の置き場でなくなることで、ITおよびインターネットの可能性は飛躍的に拡大すると感じている。


著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹

変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。


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