強烈寒波で大雪と暴風雪の恐れ 各地の警戒期間は 不急不要の外出は控えて

tenki.jp / 2021年1月6日 19時38分

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7日から9日にかけて広く大雪・暴風雪に警戒。日本海側は平地でも大雪、太平洋側も山地では大雪、平地でも積雪となる恐れがあります。大規模な立ち往生が発生する恐れもあり、国土交通省は不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。

年越し寒波以上の強い寒気 日本海側を中心に大雪や暴風の恐れ

7日から8日朝にかけて、低気圧が急速に発達しながら、日本海から北日本を通って千島近海へ進む見込みです。
この影響で、日本の上空には年越し寒波以上の強い寒気が流れ込み、9日頃にかけて強い冬型の気圧配置が続くでしょう。
このため、7日から9日にかけて、日本海側は平地でも大雪となる見込みです。また今回は、太平洋側まで寒気の影響が及び、山地では大雪となり、あまり雪に慣れていない西日本の平地でも積雪となる恐れがあります。
また、急速に低気圧が発達するため、全国的に風が強まり、日本海側を中心に非常に強い風が吹いて、猛吹雪となる所があるでしょう。

大雪・暴風の警戒期間

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【大雪】
7日から9日にかけて、北海道から九州の日本海側(山地、平地ともに)と、太平洋側(山地)を中心に大雪への警戒してください。
【暴風】
7日から8日にかけて、北海道・東北と、北陸から九州の日本海側を中心に非常に強い風が吹いて、大荒れとなるでしょう。
また、東北から九州の日本海側では、早くも今夜6日から風が強まる所もありそうです。
7日から9日にかけて、猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害に警戒して下さい。

予想される降雪量と最大風速

7日から雪の降る量が増え、7日午後6時から8日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で以下のようになっています。
北陸地方           80~120センチ
東北地方、東海地方、近畿地方 50~70センチ
北海道地方、中国地方     40~60センチ
四国地方、九州北部地方    10~20センチ
これらは"多い所"の予想のため、主に山沿いの予想降雪量となっていますが、今回は平地でも積雪の恐れがあります。
また、7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、以下の通りです。
東北地方、北陸地方       27メートル(40メートル)
北海道地方、近畿地方、中国地方 25メートル(35メートル)
東海地方、伊豆諸島       23メートル(35メートル)
四国地方、九州北部地方     20メートル(30メートル)
九州南部、沖縄地方       18メートル(30メートル)
8日も北海道と東北を中心に最大風速20メートル以上の、何かにつかまっていないと立っていられないような、非常に強い風が吹くでしょう。

大規模な立ち往生の可能性 不要不急の外出は控えて

先月12月14日から21日の大雪では、関越自動車道で2000台以を超える大規模な立ち往生が発生しました。今回はさらに広範囲で大雪や猛吹雪となる恐れがあるため、交通機関に大きな影響が及び、再び大規模な立ち往生などが発生する可能性もあります。このため、国土交通省は、不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。
また、交通障害以外にも、路面や水道管の凍結、屋根からの落雪、停電や倒木に加えて、山地ではなだれにも注意して下さい。

大雪に備えて 雪下ろしの注意点

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また、年越し寒波による記録的な大雪で、秋田県ではすでに自衛隊に派遣要請が出ています。徐排雪が間に合わず、倒壊するおそれのある家屋などがあったためです。
屋根に積もった雪は、大雪になる前に、早めに除雪作業をしましょう。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
① 雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
② はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
③ 雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。
面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。
<参考>
内閣府災害予防担当 https://www.mlit.go.jp/common/000233158.pdf

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