エルニーニョの夏 梅雨明け遅く夏空は短い

tenki.jp / 2014年5月23日 22時40分

23日に3か月予報が発表されました。この夏はエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、太平洋高気圧の日本付近への張りだしが弱い傾向。北海道や東北は気温が平年並みか低く、冷夏の気配。また、関東から九州は6月に前線の影響を受けにくく、雨が多くなるのは7月に入ってから。梅雨明けが遅くなることも考えられます。


~空梅雨に(6月)~

梅雨前線が沖縄から日本の南の海上で停滞する見込みです。
九州から東北にかけては梅雨前線の影響を受けにくく、梅雨の前半は空梅雨傾向でしょう。
気温は平年よりやや高く、かなり暑い日も。熱中症に注意が必要です。
一方、前線の影響を受ける沖縄や奄美は曇りや雨の日が多いでしょう。


~梅雨が長引く、北冷西暑(7月・8月)~

7月は九州から東北で梅雨前線の影響を受けやすいでしょう。
6月の空梅雨から一転、7月は本格的な梅雨に。
雨の量も多く、梅雨後半は大雨の恐れもありそうです。梅雨も長引くでしょう。
そうなると夏空は短めになりそうです。
北海道や東北は7~8月は平年より曇りや雨の日が多く、気温も低め。
冷夏になると予想されます。
太平洋高気圧は8月になると、ようやく西日本の太平洋側へ張りだす見込みです。
このため、梅雨明け後は西日本で猛暑になるでしょう。
一言で言えば「北冷西暑」です。その間の東日本(関東・東海・北陸)は
猛暑の時期と、そうでない夏空が途切れる時期がある見込みです。


<エルニーニョの夏 東京の気温傾向>

下のグラフを見ると、2009年、1997年、1991年は梅雨の時期に高温でしたが、
盛夏は天候不順になりやすい傾向(気温が低め)になっていることがわかります。
一方、2002年はエルニーニョが発生しても厳しい暑さが続きました。
この夏も梅雨の前半に気温が高くなる傾向で、真夏日なる日が多くなると考えられます。
このため、早くから熱中症対策が必要になりそうです。
一方で、梅雨明けが遅れることが予想され、盛夏が短くなる可能性も。
北海道や東北は冷夏になることが予想されますが、
関東を含めた東日本も一時的に前線や寒気の影響を受けることが考えられ、
夏空が途切れる時期がありそうです。
それでも蒸し暑さは続くため、引き続き熱中症対策を!

tenki.jp

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