明日はいっそう不安定 上空の寒気はさらに南下

tenki.jp / 2014年6月8日 23時11分

きょう8日は上空の寒気や南から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、あちらこちらでザッと強い雨が降り、雷を伴った所もありました。あす9日は、本州付近の上空にきょうよりもさらに強い寒気が南下します。大気の状態はいっそう不安定になって、西日本から東日本の日本海側や内陸部を中心に激しい雨の降る所がありそうです。

上空の寒気の予想(9日9時・10日9時)

上空の寒気の予想(9日9時・10日9時)


あす9日は日本海の上空に-12℃の寒気が流れ込む

きょう8日はすでに大気の状態が不安定になっていて、あちらこちらで雨雲が発達しました。長野県の須原では1時間に56ミリの滝のような非常に激しい雨が降りましたし、栃木県の佐野、岐阜県の中津川や宮地などでも1時間に50ミリ近くのバケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。
あすはこうした激しい雨の降る可能性がさらに高くなるでしょう。
上図は本州付近の上空約5500m付近の寒気の様子をあらわしていますが、あす9日9時には-12℃エリアの南端が大陸から東北北部のあたりまで南下してきそうです。また、その後もこの寒気はあさって10日9時にかけて日本海沿岸まで南下してくる予想です。南からは暖かく湿った空気の流れ込みが続きますので、大気の状態はいっそう不安定になるでしょう。地上付近の暖かい空気は相対的に軽く、上空の冷たい空気は重いため、ダルマがひっくり返ったような状態になっています。これを解消しようとして対流が生まれ、雲が発達するのです。そして、地上付近と上空の気温差が大きいほど雲は急速に発達します。


九州から東海・北陸の日本海側、内陸部を中心に激しい雨に注意

あすは九州から東海・北陸にかけては所々で晴れ間のでる所もありますが、天気の急変に注意してください。激しい雨の降る所がありそうです。雷がゴロゴロと鳴りだしたり、急に空が暗くなり、冷たい風が吹いたりしたら発達した積乱雲が近づいている兆しでもあります。早めに建物の中に避難するようにしましょう。
関東から北海道にかけても湿った空気の影響で、雨の降りやすい状態が続きます。引き続き傘が活躍しそうです。

9日の全国の天気

9日の全国の天気

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