東京の寝苦しい夜 ピークはこれから

tenki.jp / 2014年7月24日 16時12分

今年のこれまでの東京の熱帯夜は7年ぶりの少なさ。でも、寝苦しい夜のピークはこれからです。1か月予報によると全国的に気温は平年並みか高い予想で、日中だけでなく夜間の熱中症にも注意。

東京の今朝の最低気温は27度5分と今年一番気温が下がりませんでした。
このところ、寝苦しい夜が続いていますが、熱帯夜(夜間の気温が25度以上)の日数は今年はまだ少なくなっています。
上の図をご覧下さい。東京の夜間の最低気温が25度以上の日をオレンジで表示しています。
今年は、7月1日から7月24日を見ると25度以上の日は5日で2007年以来、7年ぶりの少なさです。
ただ、このまま少ないという訳ではありません。
上の図の通り、例年、熱帯夜が連日続くようになるのはむしろこれから。
8月上旬をピークに、8月下旬になっても熱帯夜が続く年もあります。


「蒸し暑い夜」は体調管理に要注意!

梅雨明けをして、夜でも蒸し暑さが残る東京。熱帯夜となった昨夜7月23日の夜、都心の中でもオフィス街から少し離れた風通しの良い場所を選び、新宿区にある国立競技場付近で観測を行いました。
20:50時点で天気は曇り、手元の温度計では29.1度、湿度は71%でした。21時近くになってもようやく30℃をきったというところです。さらに、熱中症計で危険度を測ってみると、「警戒」を示していました。
この付近は都心ランニングコースとしても人気の高いエリアになっていて、この日の夜も多くのランナーがいらっしゃいました。
熱中症は、日差しの強い日中の時間帯になるものと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。熱中症指数には、気温や湿度が大きく関わっています。そのため、昨夜のように気温と湿度が高い夜は、熱中症の危険性があるのです。夜間のスポーツはもちろん、閉め切った室内などでも注意が必要です。
ぜひ、普段から昼夜問わず、熱中症に対する意識を心掛けてくださいね。
きょうは偶然にも、東京五輪の開会式が行われるちょうど6年前の夜にあたります。開会式が行われるのは、まさにこの場所。
6年後の夜も、同じように蒸し暑い夜となるかもしれません。東京の夏の熱気に加えて、開会式の熱気が加わり、一層盛り上がることでしょう。6年後、選手をはじめ、サポーターの皆さん、誰もが熱中症にかかることなく、楽しいイベントになるといいですね。

昨夜7月23日20:50頃 気温計と熱中症計による観測の様子(新宿区国立競技場付近にて)

昨夜7月23日20:50頃 気温計と熱中症計による観測の様子(新宿区国立競技場付近にて)


この先の見通しは?

目先、見てみますと、東京は来週の29日くらいまで最低気温が25度以上の予想。
寝苦しい夜が続く見込みです。
さらに、今日発表の1か月予報でも、8月25日にかけての向こう1ヶ月間は気温が平年並みか高い予想です。
日中の猛暑だけでなく、都市部では寝苦しい夜が多くなる可能性もあります。
日中はもちろん、夜間の熱中症にも十分ご注意下さい。
無理をせずに適度に冷房を使ったり、枕元に飲み物を用意しておくと良いでしょう。

東京の10日間予報

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