台風12号の特徴と影響は

tenki.jp / 2014年7月30日 15時30分

台風12号の特徴は本体の東や北側にも雨雲がある点。この雨雲がすでに沖縄にかかっています。台風の北上とともに九州から本州にも湿った空気が入り、明日以降は関東なども大気の状態が不安定に。


台風12号 3つの雨雲群

台風12号は現在、沖縄の南を北上しています。
台風はまだ離れていますが、もう影響が出始めています。
今回の台風12号の特徴は、台風の東や北側にも雨雲があるという点。
上の衛星画像を加工した図をご覧下さい。
台風12号本体の雲の北や東側にもまとまった雲が見られます。
これは台風と東の高気圧の間を北上する湿った空気による雲で、
この雨雲の一部がすでに沖縄にかかっています。
また、台風から離れた四国付近にも雨雲がかかっています。
これは南から流れ込んでいる湿った空気と昨日までの乾いた空気がぶつかってできている雲です。
一部には発達した雲も見られます。


台風の今後の影響は?

台風は今後発達しながら北北西に進み、明日(31日)から明後日(8月1日)にかけて宮古島や石垣島などの先島諸島に接近する見込みです。
台風12号は今の所、暴風域を伴っていませんが、本島地方や先島諸島は明日の明け方から風が強くなる見込みです。雨や風が強まり荒れた天気の恐れがあります。
海上はしけますので、高波にもご注意下さい。
明日から明後日は九州から東北にかけても広く台風周辺の湿った空気や高気圧のふちをまわる湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるでしょう。
山沿いだけでなく、平地でも所々で雨雲やカミナリ雲が発達する見込みです。
特に台風周辺の湿った空気が直接流れ込む九州南部は大雨の恐れがあります。
土砂災害や河川の増水、道路の冠水に注意が必要です。


雨だけじゃなく、蒸し暑さも運ぶ

台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本だけでなく、関東や北陸、東北など、これまで比較的カラっとしていた地域も広く蒸し暑くなるでしょう。
最高気温は今日とあまり変わりませんが、湿度がグッと高くなって、湿気がまとわりつくような不快な暑さとなりそうです。
湿度が高くなると体に熱がこもりやすくなり、いっそう熱中症への危険が高まります。
明日からは台風の動きや天気の急変、熱中症に十分な注意が必要になりそうです。

台風進路図

台風進路図

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