台風12号が運ぶ蒸し暑さ 熱中症警戒

tenki.jp / 2014年7月30日 22時37分

台風12号は大雨や強風だけでなく、蒸し暑い空気を運んできます。今年の熱中症による救急搬送数は、真夏日地点数が500地点以上、猛暑日地点数が20地点以上になると急増しています。31日以降、台風から遠い本州にも台風周辺の蒸し暑い空気が流れ込みます。ただ暑いだけでなく、体にこたえる蒸し暑さとなるでしょう。熱中症に一層の警戒が必要です。

今年の猛暑日・真夏日と熱中症による救急搬送数

今年の猛暑日・真夏日と熱中症による救急搬送数

上の図を見てわかるように、熱中症による救急搬送数は気温に比例します。さらに、真夏日が500地点以上(全国の約半分)、猛暑日が全国の20地点以上になると、救急搬送数は急増しています。
30日は、ひと足早く台風周辺の暖かく湿った空気の流れ込んだ九州で猛暑日となり、福岡では最高気温37度と今年一番の暑さになりました。31日以降は、本州にも台風が運ぶ蒸し暑い空気が流れ込みます。週末にかかけて、真夏日地点が500地点以上の日が続き、猛暑日地点が20地点以上の日もある見込みです。大阪や東京など都市部では熱帯夜が続くため、体への負担が大きくなるでしょう。
台風の運ぶ蒸し暑い空気の影響で熱中症の危険が高くなり、救急搬送数が急増する可能性があります。適度にエアコンを使い、部屋の温度や湿度を下げるようにしましょう。

大阪と東京の10日間予報

大阪と東京の10日間予報


猛暑日にならなくても、熱中症は『警戒レベル』

東京の10日間予報を見て、「猛烈な暑さではないから大丈夫では?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、油断しないでください。台風が運んでくるのは「蒸し暑い空気」です。気温は32度前後で推移しても、日ごとに湿度が高くなり、暑さの質が「より耐え難い蒸し暑さ」に変化する見込みです。
今後の台風の進路によっては、来週にかけて台風周辺の暖かく湿った空気の流れ込みが続くでしょう。体にこたえる蒸し暑さは、長引く可能性が高く、しばらく熱中症に警戒が必要です。気温だけでなく、湿度も加味したtenki.jpの熱中症情報をチェックしてくださいね。

東京の気温と湿度(実況(29日・30日)と予想(31日・1日))

東京の気温と湿度(実況(29日・30日)と予想(31日・1日))

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