関東や東北は暑く、少雨  西は多雨

tenki.jp / 2014年8月20日 23時34分

8月はこれまで関東や東北の太平洋側で暑く、雨の降った量は平年の70%前後。一方、西は平年より気温が低めです。雨の量はかなり多く、高知は平年の7倍となっています。


関東は日差し照りつけ、猛暑

最近20日間で言うと、関東は南部を中心に平年より日照時間が多く、気温も高め。厳しい暑さとなりました。東京の降水量は平年の64%と雨は少ない状態です。台風11号の影響で8月10日に44ミリの雨が降っていますが、これがなければ平年の20%強と極めて少なかったのです。東北は太平洋側で気温が高く、仙台の降水量は平年の74%でした。北海道も気温が高かったのですが、降水量は多くなっています。雨が多かったのは、前線を伴った低気圧が通過したことや、台風11号から変わった低気圧の影響を受けたためです。


西は降水量がかなり多い

8月の初めには、動きの遅かった台風12号の影響で雨の量が多くなりました。高知県鳥形山は1日からの降り始めから3日にかけて1000ミリを超える雨を観測。高知市でも8月ひと月分の約2倍の雨が降りました。冒頭の図を見ると、高知の降水量は平年の7倍となっています。そのあとは台風11号が10日に高知県安芸市付近に上陸し、兵庫県赤穂市付近に再上陸。大阪は9~10日の2日間だけで、8月ひと月分の2倍強の雨となりました。お盆時期は前線に向かって暖かく湿った空気が入り、京都府福知山は記録的な雨に。


天気図をみると

この20日間、なぜ関東と東北の太平洋側で暑かったのか?どうして西で雨が多かったのか?答えは20日の天気図からも読み取れます。この20日間は平年に比べて太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱く、高気圧の中心に比較的近い関東や東北の太平洋側は晴れて、厳しい暑さになったのですが、西の方は太平洋側の縁にあたり、湿った空気が入りやすかったため、雨が多くなったのです。この時期は本来、太平洋高気圧の中心は本州付近にありますが、今年は中心が東にあるため、台風が本州にも上陸したことが考えられます。また、前線が日本海や本州付近に停滞することが多く、湿った空気がより入りやすかったのも、西で降水量が多かった要因と考えられます。

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