千曲であんず開花 昭和46年以来最早

tenki.jp / 2016年3月28日 20時44分

3月28日長野県千曲市の「あんずの里」であんずが開花しました。昭和46年以来最も早い開花で、平年よりも10日早く、昨年よりも4日早い春の訪れとなりました。

長野県千曲市「あんずの里」平地で開花したあんず(2016年3月28日)(千曲市観光協会提供)

長野県千曲市「あんずの里」平地で開花したあんず(2016年3月28日)(千曲市観光協会提供)


本日「日本一のあんずの里」で最早の開花宣言

日本気象協会では、サクラの開花予想とは別にあんずの開花予想も行っています。先日、日本一といわれる長野県千曲市の「あんずの里」の開花予想をお伝えしたばかりですが、本日、その平地で開花宣言がありました。これは、平年よりも10日早く、昨年よりも4日早い開花です。昭和46年以来最も早いの開花となりました。
サクラよりもあんずが一足早く春を告げるといわれている千曲市。昨年もかなり早い開花となりましたが、今年は45年分の記録を上回るスピードで千曲市に春がやってきました。
残念ながら予想的中とはなりませんでしたが、3月に入って5月並みの陽気となった日が数日あったこともあり、これまでのあたたかさの影響をかなり受けていたようです。千曲市に近い長野市の3月の気温を見てみると、3月上旬と中旬に平年よりもかなり気温の高い日が続いていました。そのため、先週の一時的な寒の戻りはそれほど影響を受けない結果となりました。

長野市の2016年3月の気温(平年との気温差)

長野市の2016年3月の気温(平年との気温差)


「あんずの里」この先の天気と開花は?

千曲市では、この先日差しの出る日が続いて春らしい陽気が続くでしょう。このあたたかさで一気に開花も進み、4月1日からの「あんずまつり」が始まる頃には、平地では見頃を迎えそうです。週末は、日曜日は一時的に雨が予想されていますので、土曜日のお出かけがおすすめです。
あんずまつりは4月1日から4月17日まで開催されます。

この先の千曲市の天気

この先の千曲市の天気


来週には「一目十万本」のあんずの絨毯も

「あんずの里」は、標高380~450mの緩やかな山間の斜面に広がっています。今はまだ平地のみの開花ですが、これから徐々に山の中間、山際へと開花が進んでいきます。通常あんずの開花期間(開花~散りはじめまで)は2週間程度とされていますが、この段階的な開花の分、「あんずの里」ではより長い期間花を楽しむことができます。
さらに来週には、「上平展望台」や「窪山展望公園」から『一目十万本』とまでいわれる壮大なあんずの絨毯を見ていただくことができるでしょう。このような特徴的な地形だからこそ見ることのできる、貴重な景色です。

夕暮れに染まるあんずの里(千曲市観光協会提供)

夕暮れに染まるあんずの里(千曲市観光協会提供)


日本列島は花ウィークに突入

先週の一時的な寒の戻りの影響で、全国的にサクラの開花がスローペースになりましたが、今週は全国的にあたたかさが戻り、開花が一気に進むでしょう。そろそろ満開宣言も聞こえてきそうです。
下から見上げるサクラ、上から見下ろすあんず、どちらもとても魅力的ですので、お見逃しなく。
日本列島が一番華やかになる季節。ぜひ計画的にお花見の予定を立てて、日本の美しい四季を楽しんでくださいね。

あんずの里 高台からの眺め(千曲市観光協会提供)

あんずの里 高台からの眺め(千曲市観光協会提供)

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