全国的に春の陽気 大雪から10日の山梨は雪崩に注意

tenki.jp / 2014年2月25日 18時6分

25日は日差しで気温が上がり、最高気温は、3月中旬~下旬並みの所が多くなりました。日差しの暖かさに春めいていることを感じられた方も多いはず。一方、バレンタインに記録的な大雪となった山梨では、10日経っても、まだ積雪の多い所があります。春の陽気とはうらはらに、冬の名残の大雪による雪崩に、十分な注意が必要です。

2月25日 12時 実況

2月25日 12時 実況

25日の日中は、全国的に春めいた陽気となりました。
12時の天気と気温を見てみますと、晴れている所が多く、関東から西では、気温は軒並み10度を超えました。
最高気温は、札幌では3日連続してプラスとなりました。
青森や長野の5度以上、金沢や甲府の二桁、高知と福岡の15度以上は、いずれも節分以来でした。
その甲府では、14日~15日は記録的な大雪となり、15日には、積雪が観測史上1位の114センチに達しました。
それまでの観測史上1位の積雪は49センチ。
甲府で積雪の統計を始めたのが1984年(120年前)なので、長生きされている方でも、かつて経験したことのない大雪だったのです。

15日午前9時前の写真と、25日午前7時頃の写真を比べてみますと…

甲府市内 左:15日朝 右:25日朝

甲府市内 左:15日朝 右:25日朝

左の写真は、まるで雪国かと見間違うような風景です。
この大雪の影響で、山梨県は陸の孤島となり、ビニールハウスなどにも大きな被害が出ました。
それから10日が経ったのが、右の写真。
甲府市内でも人通りの多い所なので、ここでは、雪はほとんどなくなっています。
ただ、ここから数10メートル先では、まだ、この様子。

2月25日朝 甲府市内

2月25日朝 甲府市内

甲府市内でも、建物の北側にあたる道路では、なかなか雪がとけず、道の両脇に除雪された雪が、山のようになって残っています。
朝は、道路が凍結している所もありますので、車の運転は注意が必要です。
一方、甲府市より標高の高い、甲州市勝沼町の25日朝の様子です。

2月25日朝 甲州市勝沼町

2月25日朝 甲州市勝沼町

ワインの生産で有名な所ですが、今でも、ぶどう畑に多くの雪が残っています。
写真の手前に写っている道路も、センターラインは確認できますが、積雪によって道路の幅が狭くなっているのがわかります。
下の写真の大月市では、屋根に積もった雪が、少しずつ手前にずり落ちてきています。この場合、家の前を除雪して、通れるようにしても、屋根からまた急に雪が落ちてくる恐れがあります。
このように、山梨県では山沿いを中心に、まだ雪が多く積もっています。
この後も、雪崩に注意が必要です。
雪崩の予兆は、斜面から雪が張り出している所や雪がボールのように転がっている所、雪が裂けている所などです。
さらに、山梨では暖かい日が多くなり、甲府では、金曜日の最高気温は15度の予想です。
週末にかけて、雪どけが進み、雪崩の起きる危険が高まります。
大雪から10日経ったとはいえ、こんな大雪は経験したことのない地域だけに、十分、お気をつけ下さい。

2月25日朝 大月市

2月25日朝 大月市

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