2014年夏 エルニーニョ現象発生の可能性がやや高く

tenki.jp / 2014年3月10日 16時34分

気象庁は10日、エルニーニョ監視速報を発表した。2月はエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いた。今後、春の間は平常の状態が続くとみられるが、前回の発表に比べ、夏にエルニーニョが発生する可能性がやや高くなった。(日本気象協会)

2月のエルニーニョ監視海域の海面水温は、基準値より低い値(基準値との差は-0.8度)だった。地域ごとでは、太平洋赤道域の海面水温は、西部で平年より高く、中部から東部で平年より低かった。ただし、東部太平洋赤道域の海面水温が平年より低い状態は、海洋表層の暖水が東部に到達すると、解消される見込み。
エルニーニョ予測モデルでは、エルニーニョ監視海域の海面水温は、春の間は基準値に近い値で推移するとみられるが、夏には基準値より高い値へ推移すると予測している。夏は、平常の状態が持続する可能性もあるが、エルニーニョが発生する可能性の方がより高い。
なお、2月10日の発表では、夏にエルニーニョ現象が発生する可能性と、平常の状態が続く可能性は、同程度としていた。
世界気象機関(WMO)でも、1月30日に、「今年の前半は平常の状態が続くと見られるが、後半は弱いエルニーニョ現象が発生する可能性がある」という同様の予報を発表している。
エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本の天候に大きく影響するとみられることから、気象庁は熱帯域の海洋変動を監視し、毎月1回、10日頃にその状況を発表している。

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