テニス全米OPのマナー文化に変化 今までは「動いてはいけない」日本女子が私見「周囲への配慮は…」

現役時代の土居美咲【写真：Getty Images】

■全米OPで導入、ゲーム間の座席移動が可能に

　元プロテニス選手で、リオデジャネイロと東京の五輪2大会に出場した土居美咲さんが、開催中の全米オープンで起きた観戦マナーの変化に驚きの声を上げている。

　何かといえば、ゲーム間に限って座席の移動が可能になったのだ。全米オープン公式サイトでは「スタンドの観客について、今年の全豪オープンで初めて採用されたものと同じ方針が、全米オープンでも採用される。チェンジオーバーで席に着くまで待つ必要がなくなる」「観客は、チェンジオーバーやセットのブレイク中だけでなく、各ゲーム後に席へアクセスすることができる」と変更点を明示している。

　土居さんは自身のX（旧ツイッター）に「テニス観戦中は　静かに　動いてはいけないという文化が　新規のファンには敷居が高い印象」と投稿。さらに「周囲への配慮は必要と思いますが、テニス観戦者を増やすという観点から、ゲーム間の移動は私はありかなと思います」と続けている。

さらに「コアファンの方々は反対意見が多いでしょうか？こちら、皆さんどう思いますか？」とファンへ疑問を投げかけ、新たなテニスの姿を一緒に考えていこうとしているようだ。（THE ANSWER編集部）