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大谷翔平、“悪球打ち”52号に敵放送局は唖然「ストライクじゃない…」 129m飛ばす高度な技術に脱帽

THE ANSWER / 2024年9月21日 13時29分

52号を放ち、祝福されるドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■2試合連続の52号

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に2試合連続となる52号逆転2ランを放った。19日(同20日)には3打席連続本塁打を放ち、大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を超えて「51-51」を達成したばかり。ロッキーズ側の放送席は「彼はまったくもって別世界に存在している」ともはや呆れたような口調だ。

 大谷は1-2の5回、2死二塁で迎えた第3打席、ロッキーズの左腕フリーランドから中越えに逆転2ランを放った。フルカウントから高めの速球を力負けしないスイングではじき返すと、打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)という大飛球が中堅左のスタンドへ。場内は熱狂に包まれ「MVPコール」が鳴りやまなかった。

 MLB公式のロッキーズ地元向け中継では、実況のドリュー・グッドマン氏が「センター方向への大きな当たり、また打ちました。彼は並外れています」と連日の本塁打を伝えた。

 さらに、高めのボールとなる速球を打ち返したことに「あれはストライクだとは思えませんでしたが」と口にすると、解説のコーリー・サリバン氏は「ストライクじゃない、彼は今まで見た中で最高のハイボールヒッターの一人だ。このボールはゾーン高めに外れている。馬鹿げている」と分析した。続けて「彼はまったくもって別の世界に存在している」と、その技術に驚きを隠せずにいる。

 大谷は、7回には内野安打で出塁すると、続くベッツの打席で二盗に成功。「52-52」に到達した。(THE ANSWER編集部)

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