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大谷翔平の悪球打ち52号は激レア弾 証明された“異常性” 米記者が指摘「2番目に高い」

THE ANSWER / 2024年9月21日 21時3分

52号を放つドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

■「52-52」達成の本塁打は激レア

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数3安打2打点、1盗塁と大暴れし「52本塁打&52盗塁」に到達し、チームも6-4で勝利した。驚きなのは、52号本塁打は高めのボール球を叩いて中堅バックスクリーンまで運んだ一撃だったこと。米国の記者は数字を用いてこの打撃の“異常性”を証明している。

 1-2の5回、大谷は2死二塁で第3打席に立ち、ロッキーズの左腕フリーランドから中越えに逆転2ランを放った。フルカウントから高めの速球を力負けしないスイングではじき返すと、打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)という大飛球が中堅左のスタンドへ。場内は熱狂に包まれ「MVPコール」が鳴りやまなかった。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)に「グラウンドから3.86フィート(約1メートル18センチ)というのは、オオタニが本塁打にした投球として2番目に高い」「2021年5月17日には4.19フィート(約1メートル28センチ)のボールを本塁打にしている」とつづった。

 高めの速球で攻めるのは現代の一つのセオリーだが、それを見事に跳ね返した大谷の打撃術。試合後ロッキーズのバド・ブラック監督は「たぶんフォアボールだよ。それでホームランを打ったんだ。才能だよ」と脱帽。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「ストライクゾーンの上だった。どれくらい高かったかは分からないけど、たぶんボールだったよね」と驚いていたが、データからもその異常性が証明されている。(THE ANSWER編集部)

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