大谷翔平、悲願のシャンパンファイトで笑顔はじける お茶目な“ダブルピース”も…地区V決める決勝適時打

山本由伸（左）に笑顔でビールをかけるドジャースの大谷翔平【写真：Getty Images】

■メジャー7年目で初の快感

　ドジャースの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場した。7回に決勝タイムリーを放ち、チームは7-2で快勝。3年連続22度目の地区優勝に貢献した。5打数3安打1打点の活躍で、試合後まもなくロッカーで行われたシャンパンファイトで笑顔がはじけた。

　地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、ロッカールームで行われたシャンパンファイトの模様を中継した。選手たちは試合後のグラウンドで青い優勝記念Tシャツとグレーのキャップに着替えてロッカーへ向かった。

　大谷はエンゼルス時代には優勝経験がなく、大リーグでは初体験となる。「レッツゴー・ドジャース」の大合唱の中、シャンパンを浴びせられると笑顔を見せた。「ショウヘイ、ショウヘイ！」との呼びかけに、優勝の立役者はダブルピースで答えるお茶目な場面もあった。

　試合では2-2と同点の7回1死一、二塁で迎えた第4打席、左腕スコットからしぶとく右前へゴロで抜ける適時打を放った。一塁に向かって走り出すと何事か叫び、右翼手の失策で二塁に到達するとベンチを鼓舞するかのように両手を突き上げた。8回には左中間へポトリと落ちる二塁打。シーズン400塁打という節目にも到達した。（THE ANSWER編集部）