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来年も日本で米男子ツアー開催決定 松山英樹「優勝が目標」 新スポンサーは「ベイカレント」

THE ANSWER / 2024年12月11日 13時0分

記者会見に登壇した松山英樹【写真:編集部】

■国内最大級のコンサル会社がZOZOに代わって冠 大会名は「Baycurrent Classic」

 来年も日本で米男子ツアー(PGA)の大会が開催される。大会名は「Baycurrent Classic(ベイカレントクラシック)」で、会場は神奈川・横浜CCに決定した。国内男子ツアーを運営する日本ゴルフツアー機構(JGTO)との共催となり、大会日時や賞金は今後発表。11日、都内で行われた記者会見に登壇した松山英樹(LEXUS)は開催を喜び、「優勝が目標」と宣言した。

 78人出場、4ラウンド72ホール・ストロークプレーで予選カットのない戦いになる。日本でのPGA大会は2019年から、ZOZOチャンピオンシップが千葉・アコーディアG習志野CCで行われていたが、今年10月の大会をもって終了していた。

 IT企業「ZOZO」に代わる新冠スポンサーの株式会社ベイカレントは、14年に設立された日本に本社を置く国内最大級のコンサルティング会社だ。PGAとは複数年契約を結んだとし、記者会見には阿部義之代表取締役社長と北風大輔副社長が出席。巨額を要するPGA大会の冠スポンサーになった理由を口にした。

阿部社長「あくなき挑戦を続ける選手をサポートするPGAの価値観と弊社の理念が一致しました。日本とアジアのプロゴルフの成長に貢献できることを大変うれしく思っております」

北風副社長「ゼロから成長してきた当社にとって喜ばしい日です。このような素晴らしい機会を与えてくださった関係者の皆さまに感謝申し上げます」

 そして、会見には米ツアー10勝で21年のZOZOチャンピオンシップを制した松山も登壇し、ベイカレントへの感謝を口にした。

「来年から(日本でのPGA大会が)どうなるかと心配していた中、ベイカレントさんに手を挙げていただきました。日本でのPGA大会の開催はジュニアゴルファーにも大きな影響を与えますし、自分も『また日本で勝ちたい』と思っていたので大変うれしいです」

 会場となる横浜CCの印象を問われると「グリーン周りに特徴があって、グリーンの速さは13フィート、14フィートになるでしょうが、『ピンをどこに切るのかな』とも思います。ただ、優勝スコアは20アンダーぐらい。それはPGAのレベルの高さがあってのことで」と返した。その上で自身の目標スコアについて聞かれると、「2025年大会で優勝することです」とスコア度外視で勝負に徹する意志を示した。


記念撮影に応じた(左から)北風大輔副社長、松山、阿部義之社長【写真:編集部】

 日本でのPGA大会は「ZOZO」を創設した前澤友作氏(22年8月にZOZO売却)の強い思いで、19年に始まった。同年はタイガー・ウッズが優勝し、松山が2位。20年大会はコロナ禍の影響で米国開催となり、21年大会から再び千葉・アコーディアG習志野CCでの開催。同年は松山が2位に5打差をつけて優勝を飾った。

 同大会は今年で6年契約が終了。最終ラウンドを終えて、石川遼は「すごくありがたかったし、この大会で世界を知り、皆が世界を目指しているのが今の国内ツアーです」と表現した。松山も「日本でPGAツアーをやっていただいて、1勝もできましたし、すごく良い思い出に残る大会になりました」と実感を込め、「また、日本で開催してほしいですか」の問いに「それはそうですね」と返していた。(THE ANSWER編集部)

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