山田太一脚本「時は立ちどまらない」が“アジア・テレビ賞”で最優秀賞!

ザテレビジョン / 2014年12月15日 16時44分

テレビ朝日の開局55周年記念作品として放送された「時は立ちどまらない」がアジアのドラマ賞を受賞!

12月11日にシンガポールで「第19回アジア・テレビ賞2014」の贈賞式が行われ、ことし2月22日にテレビ朝日で放送された「テレビ朝日開局55周年記念 山田太一ドラマスペシャル『時は立ちどまらない』」が、“単発ドラマ・テレビ映画番組部門”にて最優秀賞を受賞したことが分かった。また、同作を放送したテレビ朝日は“地上波放送局 奨励賞”を受賞した。

「時は立ちどまらない」は、日本を代表する脚本家・山田太一が'11年に発生した東日本大震災を背景に家族の崩壊と再生を描いたヒューマンドラマ。登場人物は、東北のとある海沿いの街に住む2つの家族、西郷家と浜口家。信用金庫の支店長・西郷良介(中井貴一)のひとり娘・千晶(黒木メイサ)と、漁師・浜口克己(柳葉敏郎)の長男・修一(渡辺大)が結婚することになり、両家は初めての顔合わせをするが、その5日後、東日本大震災が発生。2つの平凡な家族の運命を変えてしまう。浜口家は祖母・いく(倍賞美津子)、母・正代(岸本加世子)、長男・修一の命、そして財産も家も失う。一方、西郷家は何ひとつ傷つくことなく、家族も家もすべて無事だった。震災がなければ、結ばれて親戚になるはずだった両家に複雑な思いが生まれるという内容。中井、柳葉、樋口、黒木、神木隆之介、吉行和子、橋爪功らが出演し、視聴率14.7%を記録した(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

今回受賞した「アジア・テレビ賞(ATA)」は、アジア各国のテレビ放送業界において優れた番組や人物、技術などを表彰する国際的な賞。'96年に創設、ことしで19回目を迎えるアジア最大のテレビコンクールとして位置付けられ“アジア版国際エミー賞”とも呼ばれている。ことしの最終ノミネート作品は239作品で、「時は立ちどまらない」はその中の“単発ドラマ・テレビ映画番組部門”の最優秀賞を受賞。ちなみに、同作はこれまで「放送人グランプリ 2014」グランプリ、「第51回ギャラクシー賞」テレビ部門・優秀賞、「第40回放送文化基金賞」番組部門・テレビドラマ番組最優秀賞、「平成26年日本民間放送連盟賞」番組部門・テレビドラマ番組優秀賞、「東京ドラマアウォード2014」作品賞・単発ドラマ部門グランプリ、「MIPCOM BUYERS'AWARD for Japanese Drama」グランプリを受賞している。このとどまることを知らない受賞ラッシュは、脚本の山田のみならず、被災した東北の人たちに立ち止まらない勇気を与えてくれそうだ。

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