小西真奈美「たくさんの方の心に届いた」

ザテレビジョン / 2016年12月17日 20時16分

試写会で登壇した吉沢悠、小西真奈美、榊英雄監督(左から)/(C)2012 ファミリーツリー

'17年1月14日(土)から東京・渋谷シネパレスほか全国で順次公開される映画「トマトのしずく」の試写会が都内で行われ、小西真奈美、吉沢悠、榊英雄監督が登壇した。

同作品は、結婚した娘と関係を避け、疎遠になっていた父との葛藤、絆、そして家族の愛を描いたヒューマンドラマ。各世代が共感できる娘の視点、父の視点、夫の視点といろんな形が詰まっている。

撮影は'10年に行われたが、「お蔵出し映画祭2015」でグランプリ&観客賞を受賞し、待望の公開が決定した。

客席から「おめでとう!」の声が飛ぶ中、マイクを握った小西は「とにかく台本が素晴らしくて、すぐにやりたいと思ったのですが、監督が『これは自分と父親の話でもあるんです』と照れくさそうにおっしゃって、これは生半可な気持ちで関われないなと思いました」と、撮影前を振り返った。

また、最近作品を改めて見直したと言い、「自分が出ていて言うのも何ですが、いい映画だなと思いました。監督の視線が優しくて、熱があって温かくて。『お蔵出し映画祭2015』でグランプリが決まったのもうれしかったけど、観客賞をいただけたのが特にうれしくて、たくさんの方の心に届いたんだなって思いました」と語った。

さらに、吉沢は「上映にこぎつけるまで熟成させてきました。(撮影後に)監督に会うことがあったんですが、その時の『絶対に公開させるから』という言葉が胸に響いていて、この日を迎えられて感慨深いものがあります」と、公開決定の気持ちを吐露。

榊監督も「'10年に撮影し、翌年には完成していたのですが、いろいろありまして、ようやく公開されて感無量でございます」と喜んだ。

続けて「この映画は他界した父と僕の関係が基になっています。ささいな口けんかで電話を切ってしまったのが最後の会話となってしまい、初孫を抱っこさせてあげたかったというのが僕としては心残りで。だから、僕が思ったことをこの映画に託すことで、自分も前に進みたいなと思ったんです」と映画への思いを告白。

「この映画を見て、家族との距離がちょっとでも近づいたり、家族に電話をしてみようかなと思ってもらえたら、この映画を作った意味があります」と観客に呼びかけ、イベントを締めくくった。

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