窒息の危機! 丸めたコットンを5個食べる「コットンボールダイエット」がアメリカで流行中!!

tocana / 2013年11月28日 15時30分

 朝バナナ、夜トマト、ダンス、ツボ押し、呼吸法――世間にはさまざまなダイエット法が溢れている。本当に効果が高いダイエット法は一体どれなのか、もはや一般人にとって判別することは不可能な状況である。しかし海の向こうのアメリカでは、誰がどう考えても健康への悪影響が懸念されそうなダイエット法が浸透しているのだという。やけっぱちとしか思えない、その新しいダイエット法とは......。

 その名も「コットンボールダイエット」。なんと丸めたコットンを、ジュースやレモネード、スムージーなどに浸して飲み込むのだという。

 この「コットンボールダイエット」は、モデルのブリア・マーフィ(エディ・マーフィの娘)に憧れる女性たちの間で始まったものとされている。

 今年の6月11日、アメリカのテレビ局ABCの情報番組である「Good Morning America」のインタビューを受けた彼女は、「私は丸めた綿をオレンジジュースに浸して食べる人の話を聞いたことがあります。そのようにして満腹感を得るのです」といった話を語るが、その模様が放送されると、チャットやブログ、YouTubeなど主にネットを媒介として"綿を食べれば痩せる!"と、若い女性たちの間に広く浸透していった。

 「コットンボール・ダイエット」の目的は、体重を増やさずに満腹感を得るにはどうしたらよいか、という点にある。そのため通常は、食事の量を減らすために、食前に綿を食べるのだという。口にしてよい丸めた綿の量は、1回の食事で5個まで。完全に満腹になってしまう寸前のところでやめるようだ。

 医学の専門家たちは、当然このダイエット法に関して深刻な懸念を表明している。

 健康情報サイト「Diets in Review」のディレクターであるブランディ・コスキー氏は、「コットンボールダイエット」について、「何一つとしてよいことはありません」と断言する。その理由として彼は、一般に見かけるほとんどの綿は、高額なオーガニックブランドでもない限り、多量の化学物質を含むポリエステルを漂白したものであるため、「綿を飲み込むということは、あなたのTシャツをオレンジジュースに浸して食べているのと同じなのです」とABCニュースで語っている。

 デンバーにあるEating Recovery Centerのオヴィーディオ・バーミューデス医師も同様に、綿を食べることは、服やボタンやコインを食べるのと同じくらい害があるとしている。窒息と栄養失調のリスクは明らかで、それ以外にも「胃石」という腸を詰まらせる塊が生じる可能性もあるようだ。

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