円形火傷者が続出!? ティーンの間で加熱する“禁じられた遊び“「エアゾール・チャレンジ」とは?

tocana / 2014年1月13日 14時0分

 みなさんデオドラントスプレーが何かはご存じですよね? そう、汗などで生じる体臭を消臭するためのものです。

 テレビコマーシャルなどでも頻繁に見ることができるので、使い方も当然ご存じだと思います。汗がよく出る脇の下や背中などの胴体部分にシュシューっとスプレーすると、体臭だけでなく制汗作用まで得られるという便利なもの。ドラッグストアだけでなく、スーパーやコンビニエンスストアなど、どこでも手に入るほどの身近なエチケットアイテムです。

 この「シュシューッ」とスプレーする製品をエアゾール製品というのですが、まずはこれが何なのかご説明します。エアゾール製品は、密封された容器の中に内容液と噴射剤(液化ガスなど)が圧力のかかった状態で入っています。噴射ボタンを押すと、内容液と噴射剤の混合物が噴霧口から放出され、細かい霧や泡になります。噴射剤として使用されているのが、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)などの「可燃性」ガス。当然、火気や高温により引火・爆発事故を引き起こすこともあるので、取り扱いには注意が必要な製品なのです。

 実は最近、このデオドラントスプレーを使った「危険な遊び」がイギリスのティーンの間で流行っているのだとイギリスの「Mail Online」が伝えました。

 子どもというのは大人が考えないようなことをするものだと思いますが、特にティーンは「やってはいけないこと」に興味を示す事が多いような気がします。でもイギリスのティーンの間で流行っているのは「引火や爆発」を引き起こすものなく、「エアゾール・チャレンジ」と呼ばれる遊び。

 これはデオドラントスプレー(エアゾール製品)を肌に近い場所で噴射し、どれだけ長い時間ガマンできるかというもの。みなさんも経験があるのではないかと思いますが、デオドラントスプレーを噴射すると「スーッとした爽快感」がありますよね。それを面白がったティーン達が始めたこの「エアゾール・チャレンジ」、要するに「ガマン大会」がちょっとした問題になっているのです。

 皮膚科医によると、この「エアゾール・チャレンジ」による火傷の症例が急増しているのだそうです。YouTubeなどでもこの「危険な遊び」の様子を見る事ができますが、かなりの至近距離で噴射しているのがわかります。皮膚科医達はこの「エアゾール・チャレンジ」はとても危険なことなので絶対にやらないように、と警鐘を鳴らしています。

 また、過去にあった「危険な遊び」に同じようなものがありました。

 アメリカでは「ソルトアンドアイス・チャレンジ」というものが流行ったことがあります。これは皮膚の上に塩をひとつまみ置き、その上に氷を置くというもの。小学校の理科で習う「塩と氷」のお話を覚えていればピンときますね。氷は、溶ける時に周りの温度を下げます。通常氷は少しずつとけていきますが、氷に塩をかけると、そのスピードが一気に早くなり、通常の0度を下回る温度まで下がるのだそうです。これを長時間皮膚の上でやったらどうなるでしょうか...。当然火傷をします。中には骨や筋肉にまで一生残るほどの重傷をおったティーンもいたということなので、絶対に真似だけはしないようにしてくださいね!
(カトウコト)

tocana

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