尻尾が生えたインドの男性が奇跡を起こす!? 人々から崇められる「ハヌマーン」の化身とは?

tocana / 2014年2月10日 20時30分

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 どう見てもただの「毛」なのですが、信じる人には尻尾としか思えなくなってしまうのでしょう。英国の「Barcroft Media」は今月7日、尻尾を持つと称する男性がインドに出現し、多くの人から神のように崇められている様子を報じました。

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 インド、西ベンガル州のアリパドゥア地方に住むチャンドラ・オラオンさん(35)の腰には、14.5インチ(約36.8cm)の毛が生えています。地元住民たちは、この尻尾のような毛は、オラオンさんがインド神話における猿王「ハヌマーン」の化身であることを示すものとして、そのご加護にあずかりたいと彼を崇めているとのこと。また多くの住民は、楽々と木登りをこなす彼の能力も、「ハヌマーン」の化身であることの証拠だと考えているようです。


■「ハヌマーン」の奇跡なのか??

 オラオンさんの尻尾に神を感じてしまった人々は、それに触れるため、数百マイルもの距離を越えて彼の元を訪れ、家の前に列をなしている状況であるといいます。このような現状にオラオンさん自身も、「私はハヌマーンです。尻尾のおかげで人々は私に畏敬の念を持って接してくれます。尻尾のことをあれこれ考えたりはしませんよ。これは神からの贈り物なのです」とまんざらでもない様子。

 具合が悪くなり薬も効かなかった子どもが、オラオンさんの祈りによって回復したと語る人もおり、信奉者の多くは、彼に病気を治す力があると信じています。加えて、オラオンさんは「聖ハヌマーンの日」に生まれたとも囁かれ、そのことがより一層「ハヌマーン」の化身説に真実味を持たせているようです。 

 しかし医者に言わせれば、彼の尻尾とは珍しい先天性異常によるものであり、除去すべきものであるそうです。当然、オラオンさんは「幼いとき、母がこの尻尾を切ってしまったんです。するとその後すぐに、高熱が出て、具合が悪くなりました。母によると、その時の私は死にかけていたそうですよ」と語り、この勧めに対して猛烈に抵抗しています。


■オラオンさんの波乱万丈人生

 この尻尾のお陰で現在は神のように崇められるオラオンさんですが、「幼いころ、よく村の子どもたちから尻尾のことで笑いものにされました。面白がって引っ張るのです」と、今までの人生はいつも楽しいことばかりではなかったと明かします。それ以外にも、尻尾のお陰で女性に相手にされず、20人を越える女性へのアプローチもすべて失敗に終わってしまった経験を持つといいます。面と向かって尻尾のせいだと告げられたこともあるそうです。

 その後、2007年にメイノーさん(38)という現在の妻と出会い、二人は結婚。娘も授かり、現在のオラオンさんはさぞ幸せ......と思いきや、順風満帆とはいえない模様なのです。というのも、妻のメイノーさんはインタビューに「チャンドラが好きではありません。一緒に住みたくないのです。見てくれが悪くて。私は幼いころに両親を亡くしましたから、兄弟たちは私が早く結婚することを望んでおり、妥協せざるを得なかったのです」とまで答えており、結婚生活への不満が溜まっている様子がうかがえます。


 今後の二人の夫婦関係については誰にも分かりませんが、当のオラオンさんは、自身の名を冠した神殿を建てるという夢に向かって邁進中で、現在は援助者探しに取り組んでいるようです。今後も「ハヌマーン」の化身がもたらす奇跡によって、病気に苦しむ多くの人が救われることになるのでしょうか。
(モンペ・アザブジュバーン)

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