【イイ話...なのか?】飼い犬に顔を食べられた女性が犬に感謝!! 一体なぜ?

tocana / 2014年2月26日 14時15分

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飼い犬に顔を食べられ、目玉を失った女性が犬に感謝!! 一体なぜ?

 古代より人間のパートナーとして共に生活をしてきた犬。基本的に飼い主に忠実なその性格からか、飼い犬が飼い主のピンチに駆けつけてくれるという話をよく聞きます。今年の1月にもイギリスで、飼っていた犬が飼い主の顔を食べて命の危機から救ったという心温まる話があったそうです。 ...え? なんだか腑に落ちないのは気のせいでしょうか。しかもその飼い主は顔面を食べられたことが原因で視力を失いましたが、自分の犬歯を利用して視力を回復させたということです。もうなにがなんだかさっぱりわかりません、一体全体何が起きたのでしょうか。


■事件の全貌

 「Daily Mail」が報じた内容によると、ウェンディ・ハムライディングさんはイギリスのランカシャー州のプレストンという街に、1人で住んでいる53歳の女性。2011年12月、ウォッカを一本飲み干した状態で階段を転げ落ち、意識を失ってしまいました。2時間後、激しい痛みに気がついて目を覚ますと、なんと飼い犬のキャシー(ローデシアン・リッジバック系混血種)が彼女の顔面を食べていました。出血していた顔面を舐めているうちに動物としての本能が出てしまったのかもしれません。彼女は右の眼球と眼窩を食べられてしまった上に、残った左目もほとんど見えなくなり、その後、100回以上行われた顔面再建手術の際に移植された皮膚の影響で完全に視力を失いました。

 それから2年間、視力を失ったままでしたが、特殊な人工角膜移植手術を受けて、回復を試みることとなります。その手術は彼女自身の犬歯を利用するもので、歯根部利用人工角膜手術(OOKP)と呼ばれています。


■手術の決め手はまさかの...

 この手術には2段階あり、まず第1段階として、患者の犬歯を抜き、その歯根部を板状に削りだして穴を開け、そこにレンズをはめ込み固定させた後、患者の頬に埋め込みます。数カ月後、第2段階として肉芽組織を周囲にまとった歯根部を頬から取り出し、目に移植して人工的に角膜を再建します。歯根部利用人工角膜手術では、レンズをはめ込むために根元が1つである大きな歯根部が必要なため、犬歯でなければダメなようです。彼女から視界を奪ったのも、回復させるのも共に"犬"というのはなんだか因果を感じてしまいますね。

 手術は無事成功し、ハムライディングさんは視力を取り戻すことができました。彼女は2人の息子と2人の孫の顔を再び見られるようになったので、言葉にできないほどの感動を覚えているようです。

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