【スカイマーク新制服】デザインがダサい!? ミニスカ論争で浮上した、さらなる問題点

tocana / 2014年3月18日 17時45分

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 手頃な価格を武器に、国内線市場においてJALやANAといった大手航空会社と競争を繰り広げてきたスカイマーク。近年は格安航空会社(LCC)の参入などにより、かつてほどの存在感を示せていないと指摘する声も出始めていたが、昨年12月、ある奇策を打ち出した。それが(路線・期間限定で)客室乗務員の制服をミニスカートにするというものだった。

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■制服をめぐる論争と過去の事例

 この新制服が賛否両論を呼び、現在に至るまでネット上や国内外のメディア、団体を巻き込んだ大きな議論となっている。客室乗務員連絡会は「作業がしづらく、セクハラを誘発する」ものとして反対を表明する一方、スカイマーク側は「若々しさを伝えたい」「前例がないわけではない」としており、なにやら今後も一悶着ありそうな雰囲気だ。

 最近では、オーストラリアの航空最大手カンタス航空が、人気モデルのミランダ・カーを起用して発表した新制服が、当初は従来のイメージを覆すセクシーなデザインとして騒がれたものの、後に「実用的ではない」「きつ過ぎる」として不評を買った例もある。

 しかし世界には、セクシー路線を突き詰めた航空会社もある。アメリカでは2003~2006年まで、「フーターズ・エア」という航空会社が存在していた。セクシーで健康的な店員で有名なレストラン「フーターズ」が手がける航空会社で、機内サービス要員として(あくまでも客室乗務員とは別に)「フーターズ・ガール」が乗務することをアピールポイントとしていた。


■ダサいことも問題?

 カンタス航空の新制服をはじめ、数ある航空会社の制服と比較しても、今回のスカートは太腿部分が露になった、かなりキワドイ部類に入りそうだが、一方海外ではスカートの丈だけでなくそのデザインにも注目が集まっている。

 掲示板サイト「reddit」では、「1970年代みたいだ」「醜いな。病院のガウンみたいだ」といった書き込みも見られ、また「The Japan Times」の記事には、日本の航空会社の客室乗務員が、欧米の航空会社と比べて若い女性ばかりであることに疑問を呈するコメントも寄せられている。


 スカイマークは2009年に経費削減のため、パイロットや客室乗務員の制服を廃止する決定を下したが、その際も「さみしい」「信頼感が揺らぐ」などとして、反対する声が多数寄せられたという。新制服を発表すれば「ミニ過ぎる」として物議を醸し、かといって制服を廃止しても反対の声が上がる。客室乗務員の制服は、私たちの社会にとってなかなかセンシティブな問題だったようだ。

 一利用者の立場としては、何よりも安全が第一であれば、それ以外の部分ではさまざまな差別化戦略があってもいいようにも思えるが、果たして今回の問題の着陸点はどこにあるのだろう。

tocana

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