キャロライン・ケネディの黒歴史!? 「少女フレンド」で連載されていた、ケネディ駐日米大使の幼少期「キャロリン日記」。 登場人物が豪華すぎるッ!!!!

tocana / 2014年4月11日 14時30分

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 2013年の11月15日、ジョン・F・ケネディの長女であるキャロライン・ケネディ新駐日アメリカ合衆国大使が成田空港に到着し、報道陣の前で、日米両国の関係強化の意思を示した。19日には皇居・宮殿を訪れ、「信任状奉呈式」が行われた。これは天皇陛下が新任の外国大使からあいさつを受け、本国の元首からの書状を受け取られる儀式で、ケネディ氏は天皇陛下にオバマ大統領から託された書状を手渡し、にこやかに握手を交わした。式後、ケネディ氏は「母国を代表することができて大変光栄に思います」と話し、初の女性アメリカ合衆国大使として本格的な活動を始めるという。


 ところで、彼女が4歳から6歳ぐらいの頃に「少女フレンド」(講談社)に日記が連載されていた事をご存知だろうか?


■ケネディ大統領のおじょうさん「キャロリン日記」

 この情報を教えてくれたのは、雑学的な知識が豊富な友達だが、内容については詳しく知らないと言う。早速、国会図書館で「週刊少女フレンド」1963年1月1日号(創刊号)から調べていった。この頃の少女フレンドは、白人系の5歳から12歳ぐらいのかわいらしい少女の写真が表紙を飾っていた。


 内容は、特集が「世界の王女さまのおしゃれあんない」や「ナルちゃん(皇太子様のこと)と美智子さまのおうち見学」(1月1日号)で、読み物が「エリザベス女王物語」(3月17日号)「マーガレット王女物語」(4月28日号)など、お姫様やファーストレディに対する当時の読者の憧れの気持ちが反映されているようである。「キャロリン日記」が始まったのは、1963年4月21日号からであった。この時の特集は「世界おみやげ旅行」で橋幸夫さんのハワイのおみやげ、パイナップルししゅうのある赤いアロハシャツや朝丘雪路さんのオーストラリアみやげ「コアラぐま」などスターの外国みやげがグラビアで紹介されていた。「あなたもクラスの人気もの」では人に好かれるエチケットを教えていたり、詩や服のデザインに才能を発揮する15歳のフランス人の天才少女の一日がレポートしたあったりした。マンガでは、ちばてつやさんの「ユキの太陽」がトップにきていて、その他、看護婦さんが主人公の「みならい天使」(大田久行・原作 赤松セツ子・まんが)や芸能界を舞台とした「バラ少年」(福本和也・原作 山田英史・まんが)などの作品が掲載されていた。

 ところで「キャロリン日記」の第一回目だが、タイトルは「ホワイトハウスの第一日」であった。4歳のキャロリンちゃんはパパのケネディ大統領、ママのジャクリーン夫人、そして弟のジョンとホワイトハウスに住み始める。「白い家より赤い家のほうがいいわ」と言っていたキャロリンちゃんだが、一家には常に護衛の警官がついているのである。キャロリンちゃんはそれがちょっとうっとうしい。ある日、トイレからこっそり逃げ出し警官のビルをまいてしまう。キャロリンが行方不明という事で、パパ、ママ、ビルは心配してキャロリンちゃんを探し回る。するとホワイトハウスでもとくにだいじなお客様しか使えない「リンカーンの部屋」ですやすやと眠っているキャロリンちゃんを発見するのであった。この2ページの記事は、ケネディ一家の写真とかわいいイラストも載っていた。大統領の娘で住まいがホワイトハウスという普通の人では経験できない暮らしを扱いながらも、優しいパパとママの愛に包まれ、のびのびと育つかわいくておちゃめな少女・キャロリンちゃんのキャラクターが生かされたほほえましい話になっている。ここでキャロリンちゃんは「いま四さいのかわいい少女」となっているが、ジョン・F・ケネディが43歳の若さでアメリカ大統領に就任したのは、1961年1月20日であり、ホワイトハウスに入ったのはその後であろうから、タイムリーなものではなく、2年ほど前のことを書いているようである。実際にはキャロライン・ケネディは5歳だったと思われる。

tocana

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