これはヒドイ...。NBAトップが黒人差別発言で、オバマ大統領もブチギレ!! アメリカに巣食う人種差別の闇

tocana / 2014年5月11日 12時30分

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 ここ数週間、アメリカで人種差別発言が大きな話題となっている。芸能ニュースやゴシップを扱うTVチャンネルのTMZが、ある録音テープをホームページ上に公表したことで大問題に発展したのだ。

【フル録音はこちらから→http://tocana.jp/2014/05/post_4057.html】


■録音テープで明らかになった「本音」

 テープの内容は、NBA(プロバスケットボール・リーグ)のチーム、Los Angeles Clippersのオーナーで億万長者のドナルド・スターリンと、年の離れた元恋人の会話を録音したものだ。

 録音された会話の中でスターリンは、黒人やラテン系の人々への偏った考えを披露している。

「白人らしくエレガントに振る舞って黒人とつるむな」
「黒人を試合に連れてくるな」
「黒人と仲良くしたいなら隠れてしろ」

などの他、ユダヤ系でもある彼は、

「イスラエルでは黒人は犬同然に扱われている」
「ユダヤ人にも白人と黒人がいるが、黒人ユダヤは劣っている」
「その事が正しいか誤りかではなく、社会とはそういうものなのだ」

と発言。凝り固まった考えや人種差別的なコミュニティーに属していることをうかがわせる。

 さらに恋人の「あなたのチームの選手は黒人ばっかりなのよ」という言葉に対し、スターリンが「黒人である選手たちに給与を支払うことで、彼らに食事や着る物を与え、車や家を買ってやっているのだ」と論じたことが今回の大問題を引き起こしたのだ。


■奴隷制度時代と変わらない意識

「試合を興行しているのは、自分や他のチームオーナーたちで、選手たちではない」というスターリンの考えに、NBAリーグ内だけでなくアメリカのメディアや、TVタレントの多くも反応した。これは奴隷制度時代の「黒人(奴隷)は白人(所有者)の財産で所有物」という人種差別主義的な考えと完全に一致する。

 テープを聴くと、スターリンの口調は比較的穏やかで、黒人に対する蔑称の使用も控えており、「マイノリティーである黒人やラテン系の人達は素晴らしい」とも口にしているのだが、現代アメリカ社会において一連の発言が到底受け入れられるはずもなく、いたる所から非難の声が噴出。アジアへ歴訪中だったアメリカのオバマ大統領も、マレーシアの首相との共同会見時にこの問題に触れ非難した。さらにClippersや他のチームの選手たちも、ジャージのロゴを隠すなどし、抗議活動に打って出た。

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