カエルも五月病!? だらけた姿が話題に! 一体なぜ?

tocana / 2014年5月13日 8時0分

 年度も切り替わって1ヵ月がたち、五月病の季節となりました。何をするにもだるく感じる今日このごろですが、人間以外ではそういう時期がないのでしょうか。いや、きっとある、ふとそんな事を考えてしまうような、だらけきった感のあるカエルの写真がイギリスで話題となっています。


■泳ぐことに疲れたカエルが五月病に!?

「Mirror」などの英紙に取り上げられたこの写真、見事にカエルが金魚に抱きついています。金魚はカエルを振り落とそうとして何度も体を震わせたりしましたが、カエルはしがみついたままびくともしなかったそうです。そのまま、カエルは労せずして水中を移動しています。

 このコミカルな場面が見つかったのは、イギリスのウィントンという街です。4人の孫を持つ70歳のアンドレー・シワディさんが、自宅の庭にある池で発見し、撮影しました。

「朝、金魚に餌をあげようと庭に出てきたらこんなことになってたんです。写真を撮ったあと、金魚がケガをしたら大変だと思って、カエルを引き離して草むらへと逃がしました。なにしろこの金魚たちには孫の名前をつけてますからね。それにしても、長く田舎暮らしをしていますがこんな光景は今まで見たことないです」

 驚いた様子のシワディさんでしたが、その後、同じようなことは起きなかったようです。しかし、カエルはどうして金魚にしがみついていたのでしょうか、泳ぐのが面倒だったのでしょうか。...実は、カエルの繁殖行動が原因でした。


■繁殖期のカエルは手当り次第に熱いハグ

 繁殖期になるとカエルは、両生類の生殖行為である「抱接」を行います。文字通り後ろから相手に抱きついて、相手の産卵を促す行動なのですが、オスのカエルは相手がオスであっても、他の生物であっても、手当たり次第抱きついてしまう習性があるようです。今回の金魚も運悪く繁殖期のカエルに近づいてしまったため「抱接」されてしまったのです。

 さらに、オスのカエルの指には、ずり落ちないために「婚姻瘤」と呼ばれるタコがあり、抱きついたら簡単には離れません。そのため、このシーズンにはカエルに抱きつかれたまま命を落としてしまう魚もいるようです。おばあちゃん、カエルを追い払って大正解!孫の名のついた金魚が殺されてしまうかもしれませんでした。

 ちなみにカエルのオスがオスに抱きつかれた際には、「アッー! やめろ! 俺はオスだ!」というようなことを鳴き声で主張します。この鳴き声を「解除音」というのですが、この写真の金魚も「解除音」を出せればすぐに離してもらえたかもしれませんね。

 ところで、おばあちゃんは、「4人の孫に写真を見せたところ、みんな面白がってましたよ」と言いますが、彼らは金魚に自分の名前がつけられていることについて納得しているのかが気になるところです。また、確かに見た目は面白いのですが、このビジュアルから、「機動戦士ガンダム」シリーズに出てくる「パブリク」や「ゼーゴック」を思い出すのは私だけでしょうか。
(文=杉田彬)

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