異臭、爆発... ビーチに打ち上げられた60トンの巨大クジラに町民が戦々恐々!=カナダ

tocana / 2014年5月14日 19時0分

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 カナダのニューファウンドランド、トラウト・リバーの町役場の書記であるエミリー・バトラーさんは今、26メートルのシロナガスクジラの死体が、コミュニティ遊歩道隣の浜に打ち上げられ、人口600人の小さな町を強力な悪臭で包んでいる事で頭を悩ませている。彼女や他の町民は、腐敗によって生じるメタンガスがクジラの死体を爆発させる事を心配している。

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 しかし、カナダの水産部調査科学官のジャック・ローソン氏は、その可能性は非常に低いという意見だ。ある時点でクジラの死体は皮膚を失い、しだいに崩れていくというのが理由である。


■メタンガスは動物の死体に如何に溜まっていくのか

 動物が死んだ時、身体の内部のバクテリアが腐敗の過程でメタンガスを作り出す。もしガスが徐々に死体から排出されない時は、溜まり続けていつか爆発する。クジラは極端な例である。身体が巨大であるので、溜まるメタンガスも大量だからだ。

 最近のクジラ大爆発の例

●米国 オレゴン州
 最近、オレゴン州の沿岸でマッコウクジラの死体が打ち上げられた。当局はその死体をダイナマイト(!)で吹き飛ばす事にしたが、結果は予期せぬものとなった。初めの爆発はダイナマイトによって起きたが、それに続き、死体内部に溜まっていたメタンガスの大爆発が起きたのだ。その結果、クジラの内臓や肉が宙に飛び、何と近くにあった自動車の屋根や窓ガラスまで壊れるというスプラッター映画のような惨事になってしまった。

●台湾
 台湾の爆発は更にひどい。漁師がクジラの死体を10時間以上かけて浜から引き揚げ、トラックに載せて大学当局に運ぼうとしたが、大学は死体を引き取る事を拒否。その為、死体を海まで持ち帰る最中に、街の中心で死体内部のメタンガスが爆発し、車や道路が広い範囲で血と内臓まみれになった。もちろん、近隣の住民はカンカンだったと言う。

●フェロー諸島
 2013年11月、フェロー諸島で生物学者のブジャニ・ミケルセンは、マッコウクジラの死体を切り開こうとした結果、顔の前で死体が大爆発した。

 しかし、このような爆発は幸いな事にそう頻繁には起こらない。通常、メタンガスは徐々に染み出すので、死体はしぼんだ風船のようになる。しかしながらローソン氏は「とは言いましても、人々は60トンのクジラの死体に近づいてはいけません。死体は人間を病気にするバクテリアやウィルスを持っている可能性があります」と警告する。

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