神への挑戦なのか!? ロバ+シマウマ...異種交配で生まれたハイブリッド動物たち

tocana / 2014年5月15日 17時0分

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 人間の手によって、近しい種の動物同士を交配させて新たな動物を生み出す事は、近年ではあまり珍しくなくなったが、実際に映像や写真で見るとやはり衝撃的である。


■ロバ+シマウマ=何になる?

 今回お伝えしたいのは、メキシコ北東部のタマウリパス州にある動物園で生まれたある動物の赤ちゃんだ。体長70cm、体重は20kg。それでは何が衝撃的なのか、まずは映像を見ていただきたい。

【画像と動画はコチラ→http://tocana.jp/2014/05/post_4124.html】

 上半身は典型的なロバだが、足を見るとシマウマ特有の縞模様が見られる。というわけでロバ(ドンキー)とシマウマ(ゼブラ)が混ざったので、2つの名前を組み合わせた「ゾンキー」という名称をこの新種動物につけたのだ。

「ユーロニュース」によると、母親は同じ動物園に住むシマウマで父親は動物園の近くの農場にいる青い瞳のロバだそうだ。


■あれもこれもハイブリッドに!

 この様に人間の手により交配させられた動物を「ハイブリッド」と呼ぶ。日本では雑種と言われていたが、近年ではミックスという呼称が定着しつつあるようだ。

 では何故このような交配が行われるのか。ひとつは牛や豚、鶏などに見られるように食用として人の好みに合わせて繁殖させる品種改良。もうひとつはペットとして(特に猫や犬に多くみられるが)交配させて見た目の珍しい物や、小さいサイズを作り観賞用として売り出す物。どちらも商業目的である。

 では他にどんなハイブリッドがいるのか見てみよう。

 この他にもイノシシと豚でイノブタ、狼と犬でウルフドッグ。水牛(バッファロー)と牛でビーファロ(牛をビーフとしたのだろうか)など。実はちょっとふざけているのではないかと思うようなネーミングもちらほら。そこでこれを見た人達がどんな感想を抱いたのか、コメント欄を覗いてみると...。

「ライガーはかっこいいね」

「ボツワナのトーストってどういうこと? 何? そのネーミング」

「ネーミングふざけてるだろ」

「セントバセットハウンドには悪意しか感じられない」

 などなど...。

 こには写真はないが、猫系はおおむね好評で「飼いたい!」というコメントも多く見られた。しかし確かに最後のバセットハウンドは違和感を感じるし、こうして交配させる事で先天性の病気を持って生まれる個体や長くは生きられない個体も多いようで、いくら近しい種で交配させているとはいえ「これって何だか虐待に見えるんだけど」というコメントがいくつか見られたのにも納得してしまったのである。

 最後に、コメントの中で特に気になったのは「ここまでやったら人間と猿もありえるんじゃないの?」というもの。確かに人は猿が進化したものだと考えられているようであるが、セントバセットハウンドやビーファロなんて見ているとそのうち「ノリで作ってみました」なんていう発表がされるんじゃないかと思ってしまう。

 科学や医学的に役立つものならばまだしも「見た目が楽しいから」などというだけでこれらが交配させられているとしたら何だか恐ろしいような気がしてしまうのだ。

 これらのハイブリッドを見ていると「神への冒涜だ!」なんて非難の声が聞こえて来るような気がするのは筆者だけだろうか。次はどんなハイブリッドが出現するのかが気になるところだ。
(文=清水ミロ)

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