ASKA、研ナオコ、長渕剛etc... 元警察関係者に聞いた、芸能人が薬物に手を出す理由

TOCANA / 2014年5月20日 9時0分

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 CHAGE&ASKAのASKAが覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。

 テリー伊藤をはじめ、親交のあった関係者たちが「真面目な男」と評するASKAが、なぜ、薬物に手を出してしまったのか? また、芸能人の薬物関連での逮捕が後を絶たないのだろうか? 元警察関係者に話を聞いた。

「芸能人が薬物に手を出す理由を、『浮き沈みが激しい業界だから』と分析する評論家が多くいますが、芸能界だけが過酷じゃないですよね。芸能界に使用者が多いのは、バレた時のリスクが少ないからです。たとえば、会社員やスポーツ選手が薬物で逮捕されたとします。復帰は困窮を極めますよね? でも、芸能界は比較的簡単に復帰できる。なので、『バレても死ぬわけじゃないから、一度くらいやってみなよ』と誘惑しやすいし、誘いにも乗りやすい」

 確かに現在、活躍している芸能人の中にも薬物関連で逮捕歴のある人間は存在する。

 1977年の研ナオコ、井上陽水、にしきのあきら、岩城滉一、らの逮捕を皮切りに1984年に美川憲一、1995年に長渕剛、1999年に槇原敬之、2001年にはいしだ壱成が逮捕されている。

 羅列した名前を見れば一目瞭然だが、彼らは干された訳ではない。むしろ、厳しい芸能界でいえば、勝ち組に分類できるだろう。もちろん、昔だったからというのもあるかもしれない。とは言え、薬物に厳しくなっている近年をみても、2009年に逮捕された酒井法子が2012年に復帰している。あきらかに、芸能界は薬物に対して甘い。だが、芸能人たちはどこで薬物を手に入れるのだろうか?

「暴力団関係者がウラにいる飲食店ですよ。今は暴力団排除条例があるので、暴力団関係者たちが飲食店をオープンさせるのは難しくなっていますが、逆に言えば昔は簡単だった。運営は一般人に任せるけど、オーナーは暴力団関係者。六本木や新宿の夜の店に、そういう形態が多かったですよ。高単価の夜の店を作り、一般人は入れない紹介制にして、ブランドイメージを作る。そこに来店するのが、芸能人たちです。常連となった芸能人に社長が近づき、マリファナなどを煙草のように吸わせ、そこから徐々に覚せい剤などを勧めていく訳です」(業界関係者)
 先述の関係者は、若い世代の有名芸能人に薬物関連の逮捕者が少ないのは、「芸能人と闇の世界との接点が少なくなってきたのと、接点をどこで持っているのか把握できていないからでは」と推測する。だからこそ、「接点となりそうなクラブを取り締まるために、『ダンス規制法』を改正させたくないのでしょう」とも付け加える。2012年2月に警察官が池袋のクラブに立ち入り、そこにいた約150人を警察署に連行し、尿検査を行っている。警察側は大麻が蔓延する場所をクラブと認識していたようだが、陽性反応が出た客は一人もいなかった。
 
 今回のASKAの逮捕も、過去の芸能人たちと同様に、"本丸"までたどり着くことなく、トカゲの尻尾切りのように収束するのだろう。これだけ逮捕者が出ているのに、長年君臨しているであろう"本丸"がスクープすらされないのは、不思議としか言いようがない。
(TV Journal編集部)

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