アシッドアタック ー 顔に酸をかけられた美女たちの記録 ~女性への最悪の暴力~

tocana / 2014年5月22日 9時0分

 彼女に暴行とアシッドアタックを加えたのは、嫉妬の念に駆られた政府高官の妻だったと言われている。だが、実行犯たちは、未だ逮捕されていない。これは、犯行を依頼したのが政府高官の妻だからだとカンボジア人の多くは考えているという。


■見知らぬ男性に酸をかけられたバングラデシュの女性

 次に紹介するのは、バングラデシュのアフロザ・カコリという若い女性のケースだ。彼女は医師になることを夢見て勉強をしていたが、ある深夜、自宅で寝ていたときに、侵入してきた見知らぬ男に酸をかけられた。

 男の動機は不明だが、その結果として医師への道は絶たれ、結婚することもままならない容貌となった。


■夫に酸をかけられたパキスタンの女性

 次の例はニューヨーク・タイムズが報じた、パキスタンのナエーマ・アザールの事例だ。彼女の夫は、家庭にまったくお金を入れず、彼女は生活苦を理由に別れようとしていた。その矢先に、夫に酸をかけられ、目も見えなくなってしまったという。被害を受けた。だが、夫は逮捕されることはなかった。


■元交際相手に酸をかけられた英国のモデル

 次は、1983年生まれで、モデルやTVタレントとして活躍していた英国のケイティ・パイパーのケースだ。

 モデルとして活躍していた20代の時、彼女はSNSで知り合ったダニエル・リンチという男性と対面する。恋仲になった2人はホテルに入ったが、その場で彼女はレイプされた挙句、殴打され、ナイフで腕を刺された。

 その後、リンチはケイティに謝罪、街へ出るよう誘った。しかし彼女が、ロンドンの町中を歩いるところを狙って、ある男性がケイティに硫酸を投げかけたのだ。

 ケイティは数日間昏睡状態に陥った後、意識を取り戻し、変わり果てた自分の醜い姿を見て「自分を殺してほしい」と医師団に頼み込んだという。その後、18カ月間も特殊なマスクを着用し、絶対安静にさせられ、皮膚移植などを行い、100回以上も顔面再生手術を受けた結果、その美貌は奇跡的な回復を見せている。

 ケイティは、新しい恋人ジェイムズとの間に子どもを宿し、今年3月14日、ベルという娘を帝王切開で出産した。なお、元恋人のリンチと実行犯は逮捕され、その後に終身刑が言い渡された。


■アシッドアタックの後で生涯の伴侶を得た女性

 このような悲惨な事件は、その多くは男尊女卑の風潮が色濃く残る国々で起きている。だが、アシッドアタックに対する量刑を重くしても、減少する気配は一向にない。

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