お前はもう浮いている! 木を重力から解き放つ驚愕の「INVISIBLEアート」

tocana / 2014年6月24日 18時0分

写真

 ドイツのポツダムに突として「空中浮遊する木」が現れた。遂に人類は木を重力の束縛から解放する事に成功したのだ。実に摩訶不思議。そう騙されればこの作品の生みの親もさぞ満足だろう。この騙し絵のようなペイント作品は、ドイツ人アーティストのダニエル・スラーリンとマリオ・シューによるもの。彼らは2003年にART-EFXという会社を立ち上げ、このような写真や広告、グラフィックスを用いるクラフトを提供している。

【画像は、コチラから→http://tocana.jp/2014/06/post_4333.html】

■重力から解き放つアルミホイル

木を重力から解き放つために使用するのは、アルミホイルとスプレー、それにアイデアだけだ。木の一部をアルミホイルで包み、そこにうまく背景に溶け込むようスプレー塗料でペイントする。うまく背景と馴染めば、そこにはまるで空中浮遊しているかのような木が誕生するのだ。ネタを明かしてしまえば、なんだと思われるかもしれないが、トリックアートは騙しあい。錯覚を利用したスプレーアート作品は他にも見るが、これは実に面白いアイデアである。

 作品の制作過程を見ていると地味だが、完成した際には「お前はもう浮いている!」と決めるのだろうか。筆者はアルミホイルを巻く所までがせいぜいであるが、ペイントに慣れている人なら日本でもすぐ応用できそうだ。代々木公園の木が全部浮いていたらさぞかし圧巻の光景だろう。

 実は、この空中浮遊する木は「INVISIBLE」というシリーズの一つで、彼らのある思いが込められている。動画とともに紹介しよう。


■空中浮遊する木にこめられた思いとは?

 制作者である、ダニエル・スラーリンとマリオ・シューは「journal du design」のインタビューで次のように答えている。「我々は都市の中を歩く時、環境問題を提起しておきながら木という存在は見過ごされがちです。街路樹、公園の木々...そこにあってしかるべきと思われているのです。しかし生活の中で、机や棚など我々は木から多大なる恩恵を受けています。私達は、ちょっとしたアイデアを使って、木々に声を与え、普段何気なく思っている人達にもっと木の存在を考えてもらえたらと思っています。それが我々のプロジェクト『INVISIBLE』なのです。言って見れば木へのお返しだと思っています」と。


■『INVISIBLE』プロジェクト、海外の反応は!?

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