増え続ける同じ顔!! 双子が異常に多い村、コディンヒの謎

tocana / 2014年7月17日 16時0分

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 インドの南端ケーララ州ににあるごく小さな田舎コディンヒ村。一見したところ、その村は特に変わった様子も感じられない。だが、ある不思議なことで世界中から注目を集めているのだ。一体どんな村なのだろうか?

 コディンヒ村...、人口たった2,000人ほどのこの村は、他の田舎町と同様にごく普通の場所である。しかし、村の中を歩いてみると、しばらくして何か違和感を感じてくるだろう。ひょっとしたら、目をこすりながら凝視してしまうかもしれない。そう、ここは世界で一番双子が多い場所なのである。このユニークな村を情報サイト「Mysterious Universe」(7月10日付)が紹介している。

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■同じ顔ばかり... 驚異の双子出生率

 その脅威の双子率は人口2,000人中220組(つまりは440人)以上!! 2008年に限れば、なんと15組も誕生したようである。

 ちなみに、世界中で双子の出産率は1,000人中たった6人程度なのに比べ、コディンヒ村ではなんと42人。実に世界平均よりも7倍にあたる。

 現地に住む医学博士クリシュナン・スリビジュ医師はこの謎を解くべく長年研究を続けているが、まだ謎は解明できていないそうで、「実際は上記の公式な報告よりももっと双子の数は多いはずだ」と語っている。また、双子出生率は年々増加しており、特にこの10年間で倍増しているとのこと。世界の中でアジアの双子出生率は低く、とりわけインドは低いのだが、なぜかコディンヒ村だけ突出しているのである。

 調査によれば、村で双子が産まれるようになったのは60~70年程前からのことらしい。が、なぜこの時期から産まれるようになったのか、また、なぜここまで増加したのかは不明である。さらに不思議なことに、この村出身の女性は他地域に嫁いでも、通常よりも明らかに双子を産む率が高いという。


■高い双子出生率の原因は現在も不明

 遺伝学、生物分子学、気象要因も考えられるが、汚染物質も検出されず、双子たちは全員健康だという。加えて、多胎妊娠率が高くなる人工授精や他の不妊治療も、高い費用を払うには村民は貧しく、要因にはなり得ないそうだ。

 また、村人達の食べ物や飲み物、習慣なども、他地域と同様のものであり、特別な物質は何も発見できなかった。今後は、より精密な生化学分析装置を用いて、コディンヒ村の研究を継続していくということである。

 幸いなことに、村人達は双子が多数いることで特別困ったり嫌な思いをすることはないそうだ。時々、双子のどちらと話しているのか少し迷うくらいの支障しかないとのことだが、学校の教師は双子の生徒を識別するのに大変だ、と笑って語っている。

 それよりも、自分達の村が非常にユニークなことを誇りに思っているようだ。『The Twins and Kins Association』なる組織を設立し、双子を前面に押し出して世界にもっとアピールする試みも始められている。

 インドに行く機会があれば訪れてみてはいかがだろう。想像を超えて不思議な感覚になること請け合いである。
(文=Maria.Rosa.S)

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