複数の研究者が危険視!! 北海道でM9クラスの大型地震が迫っている?

tocana / 2014年7月24日 21時0分

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 いま、北海道東部沖の千島海溝で、M9クラス前後の巨大地震が起きることを予測する科学者が少なくない。


■3.11以降話題の科学者2人が予測

 その代表的人物は、木村政昭琉球大学名誉教授と産業技術総合研究所の宍倉正展(まさのぶ)氏だ。

 木村氏は、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災などの数多くの大地震を予測し、的中させてきた人物。また、宍倉氏も「東日本大震災を予見した男」として3.11以降に話題となった同研究所の活断層・地震研究センターに所属し、同地域が今後注意すべき場所としている。その他の科学者たちの研究も含めて、巨大地震発生の可能性を探ることにした。


■千島海溝沿いが危険!?

 まず、宍倉氏の研究を紹介しよう。氏が属する産業技術総合研究所(以降「産総研」)は、日本の独立行政法人であり、日本最大の研究機関である。産総研にある活断層・地震研究センターにある宍倉氏を長とする海溝型地震履歴研究チームでは、過去に発生した海溝型地震の地質調査を行っている。これは「古地震学」と呼ばれ、海辺を調査し「津波堆積物」を見つけ、地層や化石を調査して過去の地震・津波の発生状況を調べるという地道な研究だ。だが、その成果によって巨大地震・大津波の発生を予測できるため、日本では重要な研究といえるだろう。

 宍倉氏らチームの調査によれば、869年に発生した貞観地震では、津波が内陸3~4km地点まで達していたことが判明。この地震が、それまで考えられていた以上の巨大地震であることを突き止めた。この地震から既に1000年以上が過ぎていたため、宍倉氏らは宮城県~福島県沖での次なる巨大地震が「いつ起きてもおかしくない状況」だと主張し続けた。その結果、国の地震調査研究推進本部でもやっと取り上げられ、2011年4月にその審議結果が公表される予定だった。だが、その公表を待つ間に、東日本大震災の地震と津波が発生。このM9.0の巨大地震は、決して「想定外」の地震ではなかったのだ。

 また、宍倉氏の著書『次の巨大地震はどこか!』(宮帯出版社)によると、氏が現在もっとも危機感を抱いているのが、千島海溝沿いで発生する巨大地震だという。

 千島海溝とは、カムチャッカ半島南部から北海道南東部に至る海溝で、太平洋プレートが北米プレート(オホーツクプレート)の下に沈み込んでいるところだ。この海溝の南端部である根室沖と十勝沖では、それぞれの区域でM8クラスの地震が50年~100年間隔で繰り返し起きている。だが、東日本大震災の時のように複数の震源が連動する巨大地震などに絞ると、約400年間隔で起きていたことが最近の地質学的調査でわかってきた。

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