【27時間テレビ】地上波から売れっ子タレントが消える日

tocana / 2014年7月30日 8時0分

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 全時間帯を通しての平均視聴率13%を超えた『FNS27時間テレビ』。

 それをけん引したのは、「生前葬」との名がついたオープニングだろう。デビューから27周年を迎えたSMAPの歴史を振り返りつつ、グループに縁のある著名人から"弔辞"として、キワドイ質問が寄せられた。

 今年の『27時間テレビ』では、松本人志が出演する番組『ワイドナショー』改め「27時間ナショー」というコーナーが設けられた。そこで松本も「生前葬」を振り返り、「きわどい質問をしてて良かった」と、稲垣吾郎、草なぎ剛に逮捕された事件のことまで聞くなど、テレビっぽくない危険な香りがしたオープニングを高評価していた。

 その"ぶっちゃけ感"そのままに、同コーナーでは、SMAPの中居正広がメンバーたちにネットのうわさ話を見ているのかを問いかけるシーンも見られた。

 草なぎは「インターネットのページを開くと(トップページにニュースが)出てるから、そのトピックス(タイトル)を信じちゃう。完全ではないけど」と、多少は惑わされると吐露する。

 木村拓哉も「剛と同じような感じ。『SMAP』、『キムタク』(というワード)がトピックスに上がっていれば、大体タップもする。それで腹立ったりすることもある。とんでもないのがある。(記事の内容が)まったく180度違うと笑える。ただ、かすっていると、カッコのテレビ関係者が誰だ? となる」と、同意し関係者談に注目してしまうと語る。

 一方で、「CDの売り上げ枚数は気にならない。いつ出たか? 何位、何万枚は知らない」とSMAP全員で声を揃える。だがその反面、やはり視聴率は気になるようだ。

 草なぎは「とらわれると苦しくなる。(ドラマは主演一人のものではなく)チームなので、純粋に面白いものを作ろうと。数字をとらなくても、後々の評価に繋がったりする」と言いながらも、「まったく気にならないことはない」と付け加える。

 木村も、「そこ見ても仕方ないけど、(一般の)皆さんは、そこ(視聴率が何%か)を面白がっている」と語る。また、過去の作品と比べられることについて「%と出演者を結びつけちゃいけないと思うんです。若い女優さんとかが書かれていて、ほんとうに良くない」と、視聴率で批判される現状に疑問を呈する。
 
 数字に一喜一憂する現状に辟易しつつも、ある程度の影響力を認めざるを得ないということだろう。

 そんなTV業界で、タレント側の評価が上がっているのがWOWOWだという。木村が、自身が最も見るチャンネルをWOWOWだというと、松本は「ミュージシャンも、WOWOWがライブを配信してくれると、カット割りも良いって言ってたわ」と明かし、東野も「ドラマも予算がある」と付け加えた。

 実際に、WOWOWのドラマに出演した伊勢谷友介も、制作会見にて、「規制を気にせず(中略)自由にできる」と利点を語っていた。加入者がいるため、スポンサーのご機嫌伺いをすることなく、制作者の意思が反映しやすいというのも利点なのかもしれない。視聴率・視聴者至上主義に嫌気がさすタレントたちが、WOWOWで冠番組を始めることも、近い将来あるかもしれない。
(TV Journal編集部)

tocana

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