CIAが明かしたノルウェーのUFO事件の真実? 疑惑がつきまとうCIAの発表

tocana / 2014年8月5日 18時0分

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 今年の6月6日、アメリカの中央情報局(CIA)がツイッターアカウントを開設し、つぶやきをはじめた。さまざまな陰謀論の主役となるCIAだが、SNSサイトで一般市民に発信をする様子はなかなかシュールな光景だ。

 そんなCIAのツイッターが7月2日の世界UFOの日に「1950年代によく目撃された奇妙な光を覚えてる? あれはわれわれの仕業だったんだよ」とつぶやいた。

 当時、UFOと噂されていた現象について、それは自分たちの仕業であったと60万人を超えるフォロワーに知らしめたのだ。しかし、それに納得できない人UFO研究家が、「Daily Mail」の取材に対し意見を述べている。

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■CIA「UFOはU-2偵察機である」

 1950年代、ノルウェーではUFOと疑われるような謎の光が頻繁に目撃されており、その正体が判明しないままだった。数年間にわたって市民や航空機のパイロットから何度も報告されたその光は、地球外からのものではないか? と噂されてきたのだ。しかし、CIAによると、それは「U-2」と呼ばれる偵察機の仕業だった。

 U-2とはCIAにより開発された、スパイ業務用の高高度偵察機だ。1955年から運用されているその偵察機は、高度20,000メートルを超えて飛行し、偵察用の特殊なカメラを使用して機密情報を集めていた。当時の旅客機などが高度5,000メートル付近を飛んでいたことに鑑みれば、非常に高いところを飛んでいたことがわかる。

 しかしながら、偵察機であるU-2の存在は当然機密事項であるため、それを知る人はいなかった。そのような状況から、飛んでいるU-2が太陽光でキラキラと光れば、近くを飛ぶ航空機のパイロットからすると上空に謎の光が見えるので、UFOかと誤認してしまうわけだ。後にCIAは、「U-2のテストが、UFOの報告の増加をもたらした」と、『CIAとU-2計画』という資料で述べている。

 当時は、アメリカ空軍が「プロジェクト・ブルーブック」という、UFO調査プロジェクトを組織していた。1947年から始まった前身のプロジェクトを含めて、プロジェクトが終了する1969年までに、12,618件にも及ぶUFOの目撃情報が寄せられたが、その9割以上は自然現象や航空機の見間違えだった。そしてその一部は、U-2や同じような高高度偵察機のA-12が引き起こしたものだと、現在では言われている。

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