大阪・あべのハルカスは異次元空間に繋がる新スポット? 阿倍野区の怪史とは?

tocana / 2014年8月7日 13時0分

写真

 どうも、オカルト・怪談を研究している吉田悠軌です。

 今回は、今年3月に全面オープンした日本一の高層ビル、「あべのハルカス」に焦点をあててみましょう。

 地上300mという高さは現在、ビルとして日本最高。展望台「ハルカス300」や、360度ガラス張りの「天上回廊」からの絶景が人気を呼んでいます。最近では「日本一高い盆踊り」「ミスゆかたコンテスト」などの夏ならではのイベントも賑わったとのこと。
 
 皆さん楽しそうでなによりですが、人気スポットよりオカルトが好きな僕は、こうも心配してしまうのです。

「あべのハルカスなんて訪れたら、異次元空間に迷いこむ危険があるぞ!」

 と......。

【その他の画像はこちらから→http://tocana.jp/2014/08/post_4578.html】

 実は去年の部分開業時から、あべのハルカスでは「幽霊が出る」という噂が囁かれていました。コアマガジン系サイト「ブッチNEWS」(2013年6月)では、実本修兵氏により、
 
「初老のくたびれたスーツ姿のおじさんがスーッと消えていった」

「顔が潰れたような真っ赤な顔面の女が階段から降りてきた」

 といった怪談を収集した記事が掲載されています。フロア店員から直接に取材したものですので、実話怪談としての信憑性は高いでしょう。さらに実本氏はハルカス周辺が、南北朝の合戦や大阪冬の陣の激戦地であった点に着目。今も多くの骨が埋まっている安倍野区を「心霊現象が多発する土地」と推測しています。

 確かに、あべのハルカス周辺は怪談の多い土地です。かつての合戦地というだけでなく、多くの遺体が埋葬されてきたという土地柄もあるでしょう。大阪の処刑場といえば千日前が有名ですが、その墓地は明治以降に阿倍野へと移され、今も広大な敷地が広がる阿倍野墓地として残されています。その北西にある飛田新地、釜ヶ崎のあたりも、旧・鳶田刑場と墓地があった場所です。
 
 もっと古い時代では、ハルカスから天王寺駅を挟んだすぐ北にある「悲田院町」。これは聖徳太子が建てた日本初の救護施設「悲田院」が地名として残っているものです。貧しい病人や孤児などを収容した場所であり、この頃から既に都市部における格差・貧困が社会問題となっていたことが窺われます。確かに現在でも、あべのハルカスなど高層ビル群のすぐ横に、西成などの低層住宅街が並ぶというのは、南米の大都市を思わせるコントラストな風景であります。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
tocana

トピックスRSS

ランキング