お払い箱にされた制作会社の呪いか? フジテレビ低視聴率は因果応報だった!?

tocana / 2014年8月19日 8時30分

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 フジテレビの視聴率低迷が加速している。かつてのフジテレビは視聴率においてトップを独走する態勢にあったものの、2011年には終焉を迎えた。年間視聴率で日本テレビに抜かれ、月によってはテレビ朝日やTBSにも負けて4位の位置につけることも珍しくない。在京民放キー局では唯一、テレビ東京にのみ勝っているが、テレビ東京は独自路線を貫くテレビ局として人気が高く、フジテレビのみが視聴者から全く相手にされないテレビ局となっている。ここまで落ち込んだ原因はいくつかあると言われているものの、そのひとつに制作会社ハズしが効いているとの声もある。

 フジテレビといえば、2014年6月に全社員約1,500人のうち3分の2にも及ぶ1,000人の人事異動を敢行したことで知られるが、この際に局内は大パニックとなり、番組編成にも影響を与えた。本来ならば10月クールで新番組が続々とスタートする予定だったものの、担当者が異動してしまったために、ほとんどの新番組の予定が流れてしまったといわれている。このあおりを受けたのが実際に番組を制作するテレビ番組の制作会社だ。

「今回の異動で予定されていた新番組が飛んだことで、資金繰りが厳しくなっている制作会社が多数あります。当然ながら制作会社はフジを恨んでいるわけですが、実は今回だけではなく、フジには前科もあるんですよ」(大手番組制作会社役員)

 フジテレビの前科とは、まだ視聴率でトップをひた走っていた時代のことだ。

「10年ほど前のフジテレビは視聴率もトップでしたが、そんな時期に『社内スタッフを育成せよ』との方針が示されました。テレビはほとんどを制作会社の人間が作っていて、局員はチーフプロデューサーがひとりだけ入るなどというケースも珍しくありません。しかし、フジテレビはそれでは社内スタッフが育たないと危惧したのです」(同)

 たしかに、フジテレビにも若手のディレクターやプロデューサーは大勢いるため、経験を積ませることも企業としては重要だ。だが、当時のフジテレビはあまりにひどい方法をとったという。

「それまで各番組で活躍していた制作会社のスタッフを、強制的に番組から退かせたのです。番組を次々に打ち切り、新番組を立ち上げる際には制作会社の人間ではなく局内の人間を起用したのです。当然ながら、制作会社は仕事を失っていきました」(番組制作会社プロデューサー)

 このあおりを受けた制作会社はフジテレビで番組を作ることをあきらめ、他の民放キー局などに企画を持ち込み、新番組を立ち上げたという。

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