“心霊捜査“は本当に実現できるのか? 超常現象科学の最先端 ~超心理学研究室・石川幹人インタビュー~

tocana / 2014年8月21日 8時0分

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幽霊、テレパシー、ポルターガイスト、念力----。常にいかがわしい対象として扱われてきたオカルト現象を本気で科学する「超心理学」。この学問では、100年以上にわたって超能力について科学的アプローチで研究し、検証の結果「現代物理学では説明できない現象がある」ことを確認していたという。しかし、ここで研究されている内容は、我々の想像をはるかに超える、念力や透視能力といった未知の能力の可能性について追求する最先端科学だったのだ――。このインタビューでは、映画「NY心霊捜査官」とあわせて現代科学が挑戦する「超心理学」のセカイに迫る!

【動画・写真はコチラ→http://tocana.jp/2014/08/post_4681.html】

■「超常現象」を本気で科学する!?

"青森県の消防通信指令室へかかってきた、『無人別荘』からの119番通報""オランダ・デルフト工科大学が100%の量子テレポーテーションに成功"......。これらは、ここ数カ月の間に有力メディアから配信された報道だ。こうした "オカルト"めいた事象は注目を集めがちだが、その真偽はさておいて、先般上梓された一冊の本が話題を呼んでいる。明治大学情報コミュニケーション学部の石川幹人教授の『「超常現象」を本気で科学する』(新潮新書)だ。同書では、テレパシーや透視、予知といった、いわゆる非科学的な現象について「どこまで解明できて、何が謎なのか?」を明確にしつつ、最先端科学の魅力に迫っている。

 それでは、こうした非科学的な現象を科学的に考察する"超心理学"で解明できないものは、やはり心霊現象といえるのだろうか? 9月20日に公開される、実際の事件をモチーフにした映画『NY心霊捜査官』で描かれた「心霊捜査」「憑依」「ポルターガイスト」について、同氏に話を聞いた。

 まず本題に入る前に、石川教授の経歴を追ってみよう。高校時代の石川少年は、デパートの奇術用品売り場で実演するほどの腕前のマジシャンだった。当時はサイコキネシス(念力)でスプーンを曲げるユリ・ゲラーが活躍した超能力ブームの最中。石川少年は、ゲラーの能力が本物かトリックか確かめるため、"ゲラーに触発されて超能力が開花した"という子どもたちの研究実験を手伝うことにした。 石川教授は、その時のことを振り返る。

石川教授(以下、石川)「超能力があるとされる子どもにスプーンを1本渡されて、私は普通のスプーンだと確かめた。そして、胸のポケットに入れといたんです。30分くらいしてポケットから取り出したら、誰も手を触れていないのに45度くらいねじれていた。アッと驚いたら、またその子が来てスプーンを取り上げると、今度は指でつまんだまま180度までねじってしまいました」

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