切り落としたコブラの生首に噛み付かれて男性死亡!=中国

tocana / 2014年8月26日 11時0分

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 中国で、コブラを料理していた男性が、切り落としたはずの頭部に噛み付かれて死亡する事件が起きたとして話題になっている。ヘビの生首が人間に攻撃を加えてくることなどあり得るのだろうか? 事件の詳細についてお伝えしよう。

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 今月22日、英紙「The Daily Mirror」が報じたところによると、事件が発生したのは中国広東省仏山市のレストランだ。料理人のパン・ファンさんは、この地方の高級料理で珍味としても知られるヘビのスープを作るため、1匹のコブラをさばいていた。

 まずはコブラの頭を切り落とし、そして体をサイコロ状に切り刻む。そして下準備が終わったところで、先ほどの頭をゴミ箱へ投げ入れようとつまみ上げた瞬間......ガブリ! なんとパンさんの手に、切り落とされてから20分は経とうかという頭部が噛み付いたのだ。

 コブラの強力な毒が体内に回ったパンさんは、やがて呼吸困難に陥ってしまう。レストランのスタッフはすぐに救急に助けを求めたが、隊員が到着した時、すでにパンさんは息絶えていた。客として事件を目撃していた夫婦は、次のように事件発生時の様子を語っている。

「妻の誕生日のお祝いに、私たちは2人で食事をしていました。すると突然厨房の方から叫び声が聞こえたのです。何が起きたのか分かりませんでしたが、みんな動揺していました。事件のことを聞いたあとは、もう食事どころではなかった」

 また捜査を担当した警察は、これは極めて稀なケースだとした上で、

「彼は自分自身でコブラをさばいており、その最中に起きた不運でした。男性を救うためにできることは何もなかったと思われます。抗毒素血清が効いた可能性はありますが、(即座に)投与することは不可能でした」

と発表。今回の件は不幸な事故であったと断定した。さらに40年間コブラを研究しているヘビの専門家、ヤン・ホンチャン氏は、

「爬虫類は体の一部や全体を失っても(しばらくは)動き続けます。頭部が切り落とされた時、体の基本機能は失われてしまうため、事実上死んだに等しいわけですが、それでもなお反射的な反応は残っているのです」

として、頭だけになったヘビに噛まれるという事態は十分にあり得ることだとしている。

 さて、中国では「強い毒を持つ動物を食べるほど、人間の体は強くなる」という考え方に基づき、高級食材や薬用として毒ヘビの需要が近年急速に高まっているという。しかしコブラの毒は、人を瞬く間に死に追いやる神経毒だ。たとえ噛み付かれなくても、コブラが吐きかけてきた毒が目に入るだけで、一生失明する恐れがあるという。ヘビの扱いには十分に気をつけよう。

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