本当は、ジャニーズ枠を切りたかった? 業界人語る、フジ音楽番組打ち切りで囁かれる疑惑

tocana / 2014年9月3日 9時30分

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 フジテレビの音楽番組に次々と打ち切り報道が出ている。毎週日曜日に放送されている「新堂本兄弟」は9月28日をもって放送終了となり、1996年にスタートした前身番組「LOVE LOVE あいしてる」から数えれば18年の歴史に終止符を打つ。また、2004年にスタートし、10年以上の歴史を持っている「僕らの音楽」も打ち切り報道が出ている。

 KinKi Kidsと草彅剛という、どちらもジャニーズの人気タレントがMCを務めているだけに、その打ち切りが簡単に決断できないことは、今や業界人でなくとも知っている。だからこそ、フジテレビは生半可な思いではなく、局内から音楽番組を無くすほどの決意を抱いているとも言われているのだ。しかし、実際のところはいつの日か切りたいと考えていた番組を一社員であるプロデューサーに全責任を押し付ける形で終わらせたという噂だ。

「かつての音楽番組は『歌を聴かせる』ことを目的としていましたが、それでは数字(視聴率)が取れなくなってしまい、その結果誕生したのがトークメインの歌番組です。しかし、そのようなタイプの歌番組も数字が取れなくなってきたので、原点回帰とばかりに歌を聴かせることをメインにした歌番組も復活しました。それからしばらくは両タイプの共存が続き、『新堂本兄弟』と『僕らの音楽』はその代表格でしたが、ここに来て両番組とも打ち切りが決まったのです」(テレビ番組中堅放送作家)

 2つのタイプの共存体制が続いてきた中で、件の番組はどちらも著しく視聴率が低かったわけではない。なぜ、打ち切りは決まったのか?

「音楽番組として考えた場合には視聴率が低いわけではなかったものの、他のジャンルと比べた場合にはひどい時も多かったんですよ。これはフジテレビだけに限った話ではないのですが、もはや音楽番組で視聴率を稼げる時代ではないんです。高音質の音源はネット上にいくらでも転がっていますから、歌唱シーンを敢えてテレビで観たいと考えるのは熱心なファンだけです」(大手レコード会社宣伝担当)

 この人物によれば、熱心なファンは自分の好きなアーティストの出番は観るものの、他の歌手の出番は観ないという。結果として、番組全体としては厳しい数字となってしまうことが多いそうだ。

 しかし今回の打ち切り報道では、両番組を担当し、フジテレビ"音組"トップとも言われていたきくち伸プロデューサーの「口パク禁止令」が取り上げられている。フジテレビ音楽番組における口パク歌唱を禁止したために、芸能プロダクションやレコード会社が猛反発し、その沈静化を図るために番組終了を選んだと言われているのだ。終了の原因はこのプロデューサーにあったのではないのか。

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