4歳の頃の絵で将来がわかる! 幼児期の絵と知能指数(IQ)の関係とは?

tocana / 2014年9月7日 19時0分

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 もしも我が子に類まれな才能があったら......。親にとって我が子の成長過程と才能の在り処は常に気になるところだろう。

 そのせいもあってか、現代の子供たちは義務教育の前にも様々な習い事や稽古事を行っている。各種の学習塾やスポーツクラブに加えて、ピアノやバレエ、英会話やタレント養成所など、むしろ親が率先してこれらの教育施設に通わせているケースも少なくない。

 もちろんその第一の目的は子どもがまだ表に現していない能力の発見と開発だが、今回、4歳の時に描いた絵を分析することで将来の学業成績が予測できるという研究が発表されて注目を集めている。

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■細かい描写をする子供は将来知的優秀に!?

 ロンドンにあるキングス・カレッジの精神学者の研究チームが4歳児の描いた1万5,000点以上の絵を研究した結果、細かい描写で絵を描く児童たちは、10年後に優れた知的能力を培っていることが分かったということだ。

 これら研究対象の絵を描いたのは7,750組の双子(一卵性双生児、二卵性双生児のどちらも含む)の4歳児で、児童たちは自分たちと同じような「子供」の姿を描くようにいわれ、クレヨンを持ってボール紙の上にそれぞれの手腕を発揮したのだった。

 集められた膨大な"傑作"は1点1点、採点されることになる。「子供」の姿に、頭、鼻、耳、髪の毛、ボディ、腕が描かれているかどうかが調べられ、絵は12点満点で採点された。もちろん絵のコンテストではないため"芸術性"は一切不問で、体のある部分を強調することや、プロポーションの美醜などは採点とは無関係である。しかしどんなデザインであれ服が描かれていることは加点の対象となる。

 絵を描き終わった4歳児たちはその後にIQテスト(言語使用テストと非言語テスト)を受け、さらに10年後の14歳の時点で再びIQテストを受けたという。

 そしてこれらの絵と2回のIQテストを分析した研究チームは、絵と知能の間には明確な関係性があると結論づけた。4歳の時点で高いスコアの絵を描いた児童は、10年後にも高い知能を示す傾向があるということだ。

 研究チームのロザリンド・アーデン博士は「この研究結果は、4歳の時の絵を描く能力とその後の知能の発育には強い結びつきがあることを示しています」と語っている。

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