TVに出ている霊能力者はニセモノばかり!? 業界人は語る「本物はロケバスで...」

tocana / 2014年9月14日 9時0分

写真

 芸能人が心霊スポットを歩き、その映像の中に心霊現象らしきものが現れる...。

 テレビ業界において、心霊番組は夏の風物詩ともなっている。そんな心霊番組には幾つかのパターンがあるものの、古くからあるのが上記のような作りだろう。

 このような心霊番組に欠かせない存在が、霊能力者である。霊能力者を自称する人はもちろんのこと、タレントの中でも霊感が強い人間が、この役目を担うことがある。彼らが現場にいるため、万が一にも霊に乗り移られても安心というわけだ。しかし、実は『ロケ現場にはもう一人、欠かせない役割の人間がいる』と放送作家が明かしてくれた。

「テレビの心霊番組には、"番組には出ない霊能力者"がロケ隊の後方で待機しています。これは本当の意味で"何かあった時のため"に、です」(テレビ番組放送作家)

 たしかにロケ現場で、出演タレントが「気分が悪い」など不調を訴えるケースもある。しかし、そのような場合にこそ、番組に出ている霊能力者が本領発揮する場面だと思うのだが...。

「要はテレビに出ている霊能力者やお坊さんなどは、所詮はタレント化した人々です。キャラが強く、テレビ受けする人たちなので、番組的にはありがたいのですが、実際に能力があるかと言うと、そこは微妙なんです。そのため、このようなタレント霊能力者とは別に本物の霊能力者にも協力してもらって、万が一のことがあったときに備えてもらっているんです。

 昔はよく、出演している霊能力者に除霊を行なってもらってもダメな場合がありました。そんなときにはロケバスにスタンバイしている霊能力者を呼んで、本物のパワーを使って払ってもらっていましたよ。それまで震えていたタレントが嘘のように落ち着きましたから、さすがとしか言いようがありませんでした」(制作会社スタッフ)

 心霊番組には、"本物の霊能力者"が備えている。...ということは、番組に出ている霊能力者には能力がないということなのか。

「一概には言えませんが、キャラが強くても能力がほとんどない人もいますよ。誰とは言いませんが、今も続く大物のお笑い芸人コンビが出演しているバラエティ番組で、昔は心霊体験バスツアーなどを行なっていましたが、そのときは名物霊能力者さんがとりつかれてしまって、スタンバイしていた本物に助けてもらっていたことがありました」(番組制作会社プロデューサー)

 ここまで行くとプライドも何もあったものではないだろう。そんなに能力に差があるのであれば、最初から"本物の霊能力者"に出演を願えば、ギャラなどの面でも助かるような気がするのだが、そうもいかない事情があるらしい。

「やはり、"本物"は見た目が普通で、キャラが弱いんですよ。"本物"ではない人は見た目が派手であったり、言動がオーバーだったりで、テレビに合っているため、制作側としては、こちらを使いたくなるんです。しかも、"本物"はテレビに出ないと決めているような人もいるので、裏方としての協力はしてもらえても、出るのはNGな人も多いんですよ」(同)

 本物のお金持ちはテレビに出てこないと言われるが、それと同じことが霊能力者の世界にもあるようだ。しかし、そこまで本物の能力があるというのであれば、そのチカラはぜひともこの目で見てみたいものである。いつの日かスタッフが口説き、出演してくれることを願っている。
(文=吉沢ひかる)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング