出っ歯!? ツタンカーメンの“本当の姿“が明らかに!! 近親相姦の痕跡も!

tocana / 2014年10月21日 13時0分

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 古代エジプト「ツタンカーメン王」の名から、あなたはどんな人物を思い浮かべるだろう。かの有名な黄金のマスクに象徴される絶大な権力を持ち、威厳と華やかさをたたえた若々しい姿を想像する人もいるかもしれない。しかし最先端の調査により、それとは大きく異なるツタンカーメンの"本当の姿"が、次第に明らかになりつつあるようだ。

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■「ヴァーチャル検死解剖」が明かす、ツタンカーメンの姿

 英紙「The Daily Mail」が今月19日に伝えたところによると、現代の研究者たちは、膨大な数のスキャン画像をコンピュータ上で組み合わせる「ヴァーチャル検死解剖(virtual autopsy)」と呼ばれる手法を用いて、ツタンカーメンのミイラを過去に類を見ないほど詳しく調査しているという。

 伊「ミイラ・アイスマン研究所」の所長アルベルト・ツィンク氏や、英「インペリアル・カレッジ・ロンドン」の外科医フタン・アシュラフィアン氏、さらにエジプトの放射線科医アシュラフ・セリム氏らの調査が明かす、ツタンカーメンの"本当の姿"。それは出っ歯で、女性のような広い腰と湾曲した足を持ち、10代後半にもかかわらず杖がなければ歩くこともできない姿だったというのだ。


■病弱の原因は両親の近親婚

 しかも研究者たちは、遺伝子解析により、ツタンカーメンの父(アメンホテプ4世)と母(アメンホテプ3世王女)が同父同母のきょうだいであったことを裏付ける証拠を得ている。そのため、ツタンカーメンの病弱な体や障がい、そして早すぎる死は、両親の近親相姦がもたらした遺伝性のものであった可能性が高いようだ。ちなみに古代エジプトでは、近親婚は避けるべきものとはされておらず、子どもの健康に重大な影響をおよぼすことも認識されていなかったという。


 さて、ツタンカーメンのミイラは、頭蓋骨を含む様々な箇所が損傷していたため、過去には死因として二輪戦車レースでの事故説などが唱えられたこともあるが、そもそも湾曲した足では、二輪戦車に乗ることもままならかったと考えられる上、死ぬ前の骨折は一箇所だけだったことも判明しているようだ。今回紹介した最新の研究成果の詳細は、今月26日に英テレビ「BBC One」で、ドキュメンタリー番組『Tutankhamun: The Truth Uncovered(ツタンカーメン:明かされた真実)』として放送される予定になっている。視聴可能な方は、ぜひご覧になってみてはいかがだろう。

tocana

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