FNS歌謡祭の“口パク“騒動 もしも、漫才や舞台で口パクが容認されたらどう思う?

tocana / 2014年12月9日 10時0分

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「ナインティナインの岡村隆史がフジテレビを批判」と書くと、「ラジオでの発言を大げさに書いて...」と言われるかもしれないが、岡村のフジテレビへの批判は世論でもある。

 岡村の批判の内容は、先日放送された『2014FNS歌謡祭』での"口パク"疑惑についてだ。岡村は、ラジオにて『FNS歌謡祭』について切り出し、「戻したのよ、口パクに。緊張感なのよねぇ。去年なんか、物凄い緊張感の中やってて、凄い面白かったんですけど、また元に戻った」と残念がった。

 岡村の先輩である東野幸治もTwitterにて同様の指摘をし、GLAYのTERUも「ボーカリストがみれば("口パク"は)わかる」(TERUは自身の歌声が自身が率いるバンドのエンジニアによって一部差し替えられていたことを意味していた)と明かしており、さらにネットではそのほかのバンドにも口パクの疑惑があるなどとして「『FNS歌謡祭』に口パクが復活した」と騒がれた。

 なぜ、『FNS歌謡祭』は口パクに戻したのか? 業界関係者に訊いた。

「踊りながら歌う出演者が多いと、どうしても"口パク"にせざるをえない。有名なのはグループの『A』ですね。逆に歌っているところを見たことがない。ダンスも決めて、歌も決めることができる...となる、と安室奈美恵さんくらいでしょう。SMAPは口パクしませんけど、そのかわり、ダンスは酷評されている。それはSMAPが下手なのではなくて、普通なんです。逆に安室さんが特殊なのです」

 そう言われると"口パク"もやむなし...と、思えるが、なぜ"口パク"は批判されるのだろうか?

「岡村さんの言う"緊張感"ではないでしょうか。たとえば、漫才や舞台で口パクをやられたら、なんか違うと思いませんか? 『絶対に台詞を噛んではいけない』『台詞を忘れたり、間違えてはいけない』という緊張感がありつつ、咄嗟に出てくるアドリブが感動を生む。それがタレントです。ただ、忘れてはいけないのは、ボーカリストは歌うだけですが、ダンスグループになると、プラスして、ダンスも必要になる。EXILEだって、ボーカルの2人は踊りません。歌って踊れれば、それこそソロデビューして、安室さんのように売れているはずです。歌って踊る場合、踊りのクオリティーを下げる判断できれば、"口パク"もなくなるのではないでしょうか」

 筆者自身も"口パク"には反対であるが、【歌+ダンス】を見たいとなると、演者側は口パクに頼らざるを得ないという事情も理解できる。
(TV Journal編集部)

tocana

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