黒い天然水「BLK」は奇跡の水か? 有毒物質を無毒化させる(?)万能因子「フルボ酸」

tocana / 2014年12月26日 13時0分

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 一般的にオーガニック(天然)なものは体に良いものであるが、往々にして詳しく説明を受けないと「一体誰が買うんだ?」といった風変わりなものもありがちに――。アメリカで販売されているこの真っ黒なミネラルウォーター「BLK」、現地で人気のリアリティーショー番組「The Real Housewives of New Jersey」のレギュラーセレブ主婦キャロライン・マンゾーの息子たちがプロデュースしたもので、話題を集めていると言うのだが......。

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■黒さの秘密は万能薬「フルボ酸」

 公式サイトによると「BLK」は「電解質が豊富で高いpH(強いアルカリ性)であり、水和作用に優れています。口当たりも良く、糖分や炭水化物、カロリーなどはありません。まさに自然と科学の完全なる革新と融合なのです」と謳っている。カナダの湧き水から作られているようだが、一番のウリは「フルボ酸」を含んでいること。

 このフルボ酸、日本でも放射能の低減に効果があるとして一時話題になったが、海外においても一部で注目されているという。

【フルボ酸の効果】

 人に対しては、ミネラルなどの微量成分を運び、体内で循環させる効果を持つ。また、生活慣習病、アトピー性皮膚炎、アレルギー体質の改善、発毛育毛、美肌効果、免疫力向上等々、マルチな効能を持つ可能性を秘めているとして期待が寄せられている。

 フルボ酸が水と反応することによって、色が黒になるなど、見た目も楽しめることから「消費者にアピールできる新感覚のドリンク飲料になることは間違いない」と販売側の鼻息は荒い。

「BLK」を開発したジャクリーン・ウィルキーとルイーズの姉妹も「画期的発明です」と語る。2008年に姉妹の母親が末期の骨髄ガンに罹って余命1年の宣告を受けた際に、フルボ酸を集中的に投与し、その結果、命を救うことができたことからヒントを得て「BLK」を作り上げたという。

「有毒物質を無毒化(中和)させる」として現在「奇跡の因子」と言われて注目を集めているこのフルボ酸。だが一方で、医師や科学者らはこの主張を支持していない人も多く、誇大広告だと受け取る消費者も多い。今の所は研究実績も十分でなく、フルボ酸が健康に有益であるという確実な効果がまだ証拠として揃っていないのだそうだ。

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