水木しげるは「お金」が大好きで「大食い」だった! 天才漫画家の知られざる一面とは?

TOCANA / 2015年12月4日 9時0分

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「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで知られる漫画家の水木しげるさんが11月30日午前7時18分、多臓器不全のため、東京都三鷹市の病院で死去した。

 水木プロによると11月11日に自宅で転倒。頭部打撲による硬膜下血腫で緊急手術を受け、その後回復したが、30日未明に容体が急変したという。偉大な漫画家の死をメディアはこぞって報じたが、一方である意味、水木さん"らしい"話も漏れ伝わってくる。

「ニュースや新聞で鬼太郎などの原画や映像を使う際、水木プロから1点につき1~2万円程度の使用料を徴収されたそうです。水木さんはお金が大好きでしたから」(ワイドショー関係者)。それだけ聞けば"銭ゲバ"とも言われかねないが、お金にこだわるのには理由がある。

 水木さんは太平洋戦争に出兵し、パプアニューギニアで左腕を失った。自身の部隊は全滅し、生き残ったのは水木さんただ1人。復員後は職を転々とし、貧困に苦しみながら、紙芝居作家、貸本漫画家を経て漫画家として成り上がっていった。水木さんと交流のある雑誌ライターはこう話す。

「戦時中はとにかく飢えを凌ぐのに精一杯。大食いで知られる水木さんはその当時のことを『地獄』と表現していました。貧しさを経験しているからこそ、お金の価値を誰よりもわかっているのです。決してケチというわけではなく、切符がいい面もある。仕事の対価を重視する人でした」

 作品を通じて人間の欲や戦争の愚かさを伝えてきた水木さん。その"語り部"がいなくなったことは現代社会において、大きな痛手だ。

※画像は、『ゲゲゲの家計簿 上』(小学館 )より

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