移民が女性・老人を集団暴行… 増え続ける難民とドイツの窮状とは?

TOCANA / 2016年2月4日 9時0分

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 先月29日、ドイツは北アフリカのアルジェリア、モロッコ、チュニジアの3国を、「安全な国」リストに追加した。これにより、この3つの国からの難民の受け入れは困難なものとなる。

 難民に寛容な姿勢をとり続けていたドイツがこのような決断をする背景には、移住者の増加による治安の悪化が無視できない規模になったことがある。人道的な配慮や、将来の労働力不足を補うことを見越して、積極的に移民や難民を受けいれてきたドイツであったが、窮地に立たされているのだ。


■次々に発生する移住者による犯罪

 移住者によって引き起こされた事件の中でも、特に注目を集めたのが昨年末のケルン大晦日集団性暴行事件だ。当時、ケルン大聖堂前の広場などには、主にアラブ人・北アフリカ人と見られる1,000人あまりの群衆が集まっていた。そこで、ドイツ人女性に対する多数の性犯罪が発生し、500件以上の被害届が出るほどの事態となった。

 この集団による暴行は、近年エジプトで発生している「Taharrush jamai」と呼ばれる現象に酷似している。「集団セクハラ」という意味を持つこの行動は、群衆が女性に群がって性的暴行を加えるという恐ろしいものだ。2011年には、エジプトの民主化運動を取材していたララ・ローガン氏が、取材活動中に広場で集団レイプされ、欧米諸国に衝撃を与えていた。

 そしてドイツでは、ケルンの事件後に当局がその事実をすぐに公表しなかったこともあり、300人の女性が抗議デモを行うなど、政府に対する国民の不信感は決定的なものとなる。賛否あった難民の受け入れについての人々の意識は変化し、難民に寛容な姿勢を示し続ける政府への批判が急激に高まった。

 さらに、追い打ちをかけるように、事件は次々と発生する。先月末、ミュンヘンの地下鉄車内で起きた老人暴行事件では、動画が撮影されていたことで人々の注目を集めた。

 移住者とみられる男たちが近くにいた女性にちょっかいを出すが、女性はそっけない態度を取る。するとひとりの男が攻撃的になり、“窓ガラスドン”をしたという。そこで、老人が仲裁に入ったところ、男は激昂。老人に掴みかかったり、それを引き離した別の老人の胸ぐらをつかんだりするなど、やりたい放題の様子が動画に収められていた。

 この動画は瞬く間にウェブ上で拡散され、移住者に対する印象をおとしめる結果となっている。


■移住してくるのは難民ではなく犯罪者?

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