古代の高速道路か!? 1万2000年前のトルコ~スコットランドを結ぶ巨大地下トンネルの謎

tocana / 2016年2月13日 15時0分

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 1万2000年前といえば世界的には氷河期末期、日本では本格的な土器の使用がはじまる縄文時代の幕開けを迎える時期だ。そんなはるか昔に、トルコで世界最大の規模をほこる巨大な地底都市が存在したことを示唆する遺跡が発見された。

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■古代の高速道路、ヨーロッパの地下を網羅した地下ネットワーク

 今までさまざまな場所で古代の地下トンネルが見つかってきた、それは古代人が冬の寒さをしのぐためや貯蔵庫として使われたものだと見られてきたなか、考古学界を揺るがしかねない本が2009年に出版された。ドイツの考古学者ハインリッヒ・クッシュ博士の著書「Secrets Of The Underground Door To An Ancient World(原題:Tore zur Unterwelt)」によれば、トルコから地中海をぬけ、スコットランド北部にかけて数千というトンネルの遺跡が見つかっており、なんと博士によると巨大地下トンネル群は元々ヨーロッパ各地の主要都市を網の目のように結んでいたというのだ。

 およそ1万2000年前にヨーロッパ全土をまたぐネットワークがすでに存在していたというのである。巨大トンネル網は、他民族からの攻撃や自然災害から身を守るために使われていたのではないかと専門家は推測している。ハインリッヒ・クッシュ博士による発掘調査は依然続いているが、この考えを支持する考古学者も多い。

 またその一方で、「このような形状は現在の高速道路と同様に、人々が安全に移動するという観点からみても非常に優れた作りをしている。1万2000年前という古代から現在でも使われているネットワークを取り入れていたことは、当時がいかに高い技術水準を持っていたかということを明らかにしている」と別の専門家はいう。

 1万2000年前であれば、金属器も土器もまだ知られていなかったというのが古代史の定説なだけに、今後の発掘次第では歴史が変わるかもしれないとも期待されている。

 「Secrets Of The Underground Door To An Ancient World」によれば、これら地下トンネルの遺跡は数百という新石器時代の集落の下から見つかっている。さらに現存している地下トンネルの規模から察しても、最盛期のトンネル網はさらに大規模なものだったのは間違いないと述べている。

tocana

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